イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

新聞記事より 認知症早期在宅ケア 〜皆の意識はついてイケテナイ〜

6月 23 2012 | 介護全般

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さて、本日は新聞記事より。〜国の理想はスバラシイが、皆の意識はついてイケテナイのヨ〜の巻。

認知症の病とはなんぞやも、正しく知れ渡っているとは言いがたい現状です。住民が声を挙げないと変らない現実でありましょうや。

認知症 早期在宅ケア

専門家チーム派遣 長期入院防止へ(6月16日読売新聞朝刊より)

急増する認知症に対応するため、厚生労働省は来年度から新たな対策に乗り出す。専門職による訪問チームが認知症発症初期から関わることで、自宅で長く暮らせるようにするのが狙い。症状が悪化して、精神科病院へ長期入院することも防ぐ。5ヶ年の整備計画を策定し、自治体が作る医療・介護計画にも反映させる。

新対策の柱の一つが、看護師や保健師、作業療法士など、認知症を学んだ泉温色による「初期集中支援チーム」の創設だ。チームは全国に焼く4000か所ある自治体の介護相談窓口などに設置する。

認知症が疑われる高齢者宅を訪問し、本人や家族の生活状況を聞き取り、医療機関を紹介する。本人の理解力が残る初期のうちに、症状の進行の見直しを説明し、財産管理や介護サービスのアドバイスを行う。火災予防のため、ガスコンロを電化式に変えるなど、生活環境も整える。本人だけでなく、家族への心理的なケアも行う。

もう一つの柱が、チームと連携する「身近型認知症疾患医療センター」。診察所や中小病院などが担い、全国300か所を目標に整備する。徘徊や暴力などの症状が激しくなると、介護施設からも対象を迫られ、入院となることも多い。このため、自宅だけでなく、施設にも出向き、治療やケアの改善を図る。診療報酬の加算も検討する。

これまでの認知症対策は在宅への支援が乏しく、本人のの状態が悪化して、家族も疲弊して、やむなく精神科病院に入院する例が増加。08年には5万人を超え、半数は「身の回りのことをする能力や意欲を奪う」と問題視される6か月以上の長期入院となっている。(2012年 6月16日 読売新聞朝刊より)

知らなかった、精神科病院に入院する例が増加している事実を。特養などに入所出来ているものだと勝手に思い込んでいました。先日、認知症に関してはあまりわからないとおっしゃるヘルパーさんとお話をしていて、認知症の人は精神科病院で見てもらえるんじゃないんですか?と言われ、”えっ? それはものすごい偏った見方じゃないの?”と思ったのだがそうではないのだ。

少し話はそれるが、ヘルパーさんによる「24時間地域巡回型訪問介護サービス」が進むと聞いたとき、それはありがたい!と思った。けれどそのサービスを国は推進しているが、地元で手を上げる事業者がいないとどうにもならない。皆さんのお住まいの地域ではどうですか?夜間のヘルパーさんの訪問介護はなされていますでしょうか。

介護の問題、そして認知症の問題視は、最終的に、自分たちの住んでいる地域の力が試されてしまう。大きな都市で開催される認知症のフォーラムなどで勉強しても、一般的な事は学べるけれど、実際自分とこでどうするの?という現実は自分たちの地域でやるほかない。

認知症は病。
地域に理解がなければ排除?(例:火事になると怖いから?)
理解がある地域だと、共生。共に生きることが出来る。
地元力が試されるが、群青は共生共存希望である。 ということは、認知症についての理解を広めるのが急務だ。私も理解出来ているわけではない。

認知症介護者の会の会員となっており、ここ最近は出来るだけ参加する様になった。あらゆる症状を伺うので、心の準備となる。この心づもりが出来ているのと出来ていないのとではイザの時のアタフタ具合がまったく異なるように思える。知っとくのは大事だ。

認知症についての記事をそこここでも見る様になった。JAFの会報に載っていたのを見つけた時は時代を感じた。でも、やっぱり。自分が実際に体感していないと、他人事となりがちではないかしらん。

うまく医療と介護と地域の力が繋がるネットワークが出来ていると、何かあった時、直ぐに機能が回るのだが、それが出来ていないとあっち行ったりこっち行ったりのたらい回しとナル。介護の経験は個々に積み重なりはするが、共有出来ず、あちこちで同じ事が繰り返される。家族の関わりで、介護の人間関係も変って来るので一概には言えないのだが。

地域のネットワークが試されている。が、出来ていなくてもがっかりすることはない。今から、自力でつながっていけばいいのだから〜。

【群青亜鉛:イラストレーター 】


《追記2013年8月》
ぐんじょうあえん:在宅で9年半、親戚同士で介護の後、102歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中11年目。カイゴのつれづれを、介護者家族の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信16年目。
2013年9月神戸で個展♪ご案内こちら
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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