イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

履きにくい靴を、マジックテープで留められる様に修理したい

6月 08 2012 | 人の身体と動作

スナップ留めの靴と、マジックテープ留めの靴

スナップ留めの靴と、マジックテープ留めの靴


こんにちは。高齢者介護に特化した、イラストレーターの群青亜鉛(ぐんじょうあえん)と申します。衣服のリペアや、靴の修理も大好きです。

靴の販売員さん売るだけではダメよ


さて、コンフォートシューズなるもの、最近良く百貨店でも目にする様になった。ストレスの少ない靴、加えてデザインがいい靴は、誰もが求めてやまない〜。夫の母上様もコンフォートシューズを愛用していて、本日はそれの修理に関するお話を。

殆ど履かなくなった革靴でも修理次第で生き返る

コンフォート‐シューズとは 【comfort shoes】
 足の健康を考慮して作られた履き心地のよい靴。外反母趾(ぼし)など、足のトラブルが急増していることを背景に注目されている。《デジタル大辞泉の解説より》

さて、大阪に出たついでに、夫の実家に寄る。しばらくして帰ろうとするが、玄関に座り込んでの靴談義となる。女性同志はバッグ話はもちろん、靴の話もやり出すと止まらない〜。

終わり頃には、履きごこちは悪くないのだがほとんど履かなくなった革靴が話の中心となる。(イラスト参照)

なぜ履かなくなったのか原因を聞く

 義母によれば、このスナップが留めにくく嫌なのだという。その位置はちょうどくるぶしの斜め下、足が凹んだ箇所にあり、上から押しただけでは留められない。靴の中に指を入れ、中と外の両方からスナップを力一杯押さえつける。

元気な人なら屈んで直ぐに出来る動作だが、体の強くない義母上様には かなりなストレスで、一旦座らないとちゃんと履くのは無理。

そのメーカーの最近の靴は殆どがマジックテープ留めらしく、この靴もマジックテープ留めにしたいのだと言う。過去、購入したお店で店員さんに修理をお願いするも、言葉巧みに旨くかわされ、そのまま返されてしまったらしい。

靴修理好きな群青亜鉛である。一通り話を聞いた上で一旦その靴を持ち帰り、次の日修理屋さんに持参した。

靴の修理時は直ぐ引き下がらない交渉力が必要

 

”靴が持っている機能が大きく変わるかもしれない修繕なのであまり薦めない”とベテラン職人さんは言う。しぶり気味な様子だったが、こちらも案を幾つか出しながら 最善の策を考える。やり取りは30分位に及んだ。

最終的に、黒いマジックテープを縫い付けてもらえることとなる。仕様は以下。

(1). かかとに入っているプラスティック製の芯の箇所はミシンでは縫えないため、靴本体に付けるマジックテープテープ(凹)はせいぜい凸のスナップのついているところまで。(左図赤色の箇所)

(2). バックルについている凸のスナップは、取り外す。

(3). バックルはつけても着けなくてもどちらでも使える様に、ベルトの端ギリギリまで凸のマジックテープを縫い付ける。

ふうむ。 スナップ留めの革靴を、マジックテープ留めに修理したい方は多いだろうと思える。しかし新しいのを買った方が無難そうだ。このやり取り、初めての人にはしんどいと思うからだ。

靴の販売員さん、自社製品を売るだけではダメよ


修理屋さんのすぐ横に同じ靴のブランドコーナーを発見。最新のデザインを見る。そこは義母上様が問題(?)の靴を買い、修理のお願いをしてみた店だという。”すぐ横に修理屋さんがあるなら、なぜに案内してくれなかったのか?” 店員さんへのよくない印象はいつまでも残る。

修理好きならわかるのだが、販売店では、そこまでの修理は無理である。ただ、そのあたり、素人にはわからない。出来ないなら出来ないでちゃんと返答してくれればいいのだ。適当にかわされるのは嫌なものである。

同じ買うなら、商品知識があり、きちんと会話の出来る店員さんのいるお店がいいのが正直なところ。購入したものにまつわる思い出も気持ちよく、アフターフォローもわかりやすくお願いしたい。

靴の仕上がりは、3週間後ね、また続きます。
その後はこちら



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。祖母への”いっちょかみ介護”実践し22年。
◆介護関連著書 2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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