イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

大人への読み聞かせも出来る〜『人は語感で「いい・悪い」を決める』

6月 03 2012 | 読んだ本


黙読が出来ない本である。つい、声を出してみたくなる。そして、何度も繰り返し、ほぅそうかーと、読んだ人は滑舌(かつぜつ)がよくなることうけあいであります。

タイトル:人は語感で「いい・悪い」を決める
出版社: 河出書房新社
著 者: 感性リサーチネーミングラボ
監 修: 黒川 伊保子

面白かったページを人に読んであげて、相手も一緒に楽しめ、一緒に口もとを動かせる。日本語についても理解が深まる気がする、遊びゴコロが満載な、片手に収まる文庫サイズ。

言葉の持つ”音の印象”を丁寧に拾い上げ、解析をしてくれている。

曖昧な表現だが、皆さん言霊「ことだま」というのを1度は聞いた事があると思う。「ことだま」の印象はヒーリング、精神世界に近くなり、神秘的。なんだか深すぎ、重たぁく、またまたぁ〜と遠慮したくなってしまう。

こちらでも同じちゃうん?と思うかもしれないが、いやいや、音の持つ後味(相手に伝わる印象・余韻)に重点を置いているところが画期的。

音の出てくるプロセスを解析し(監修者は、発音体感と表現) 日常生活で使う場合や、ビジネスで使う場合のあらゆる場面を挙げ、読む側の記憶をこそばし、しゃべらせ、そうだよね、と合点がいく。

相手の心に響く言葉はなぜ響く?
なんとなく思っていた事の理由を固めてくれたような印象で、腑に落ちる、納得だ。

「本書では、日頃私たちが交わす、さり気ない会話の言葉を語感の効能で紐解いています。」監修者の最初のことばより。

 

さらに面白いのは、第三部に名前の語感をまとめてあることだ。

皆さんの名前の印象はどんな風に聞こえているのか印象等、分類してくれている。
言葉をいう側、言われる側に、どんな効果があるのか。面白いのが、その名前を呼ぶ方にまで、語感は影響を与えているという点だ。ある音の名前をずっと呼んでいると、呼ぶ方にも責任感が養われる等等、、、ほんまかいなと突っ込みたいかもしれないが、ここは是非読んで確かめて頂きたい。

そんなんあたりまえやん、そのまんまやん、と殿方は突っ込むかもしれませんが、(夫には突っ込まれっぱなしでしたが)血液型占いのように、話題にも挙げやすい内容です。旅行のお共にもいいかも。

さあ、これ一冊で、皆様の日常使いの言葉が洗練されるかもしれません〜。
(わたしとしては、嚥下体操(のみこみ体操)としても十分に使える内容だと思いましたので、タグは、飲み込み・嚥下です。)
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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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