イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

刻み食でもミキサー食でもない ソフト食なるもの

5月 08 2012 | 介護の工夫

ソフト食を初めて食す

介護者の会で調理勉強会_ソフト食を食べる

昨年の残暑まだ暑い頃、病院の管理栄養士さんに「食べる喜びは元気の源」というお題で高齢者向きの調理のお話をうかがう機会があった。グンジョウの入会する高齢者介護者の会の定例会に講師として来て頂いたのである。

身体が健康な時はほとんど意識することのない料理の調理具合。グンジョウは特に大雑把(夫に言わせると無神経)で舌触りや飲み込みにくさ等ほとんど意識せずに食べていた。(食べられていたというべきか)

人と食事で御一緒し、”ぽろぽろで食べ難い”とか、”ぱさぱさで飲み込み難い” 等の感想が聞かれても繊細なのねと思う位で、飲み込み難い人に対しての配慮というものがほとんど皆無〜。けれど12年前頃か、祖母の飲み込みに不具合が出て来た頃から少しは気になる様になった。
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さて、その調理勉強会に話をもどそう。

その日は、食べ易く、不足しがちな栄養が補える簡単な調理方法を教えて頂くと同時に、市販栄養補助食品や施設嚥下食の最新情報 も聞かせて下さった。その一つがソフト食というもの。

たとえば、見た目はしゃけそのもの、筑前煮そのものなのだが、食べると舌でも押しつぶせるぐらいの柔らかさ。全てが歯で噛まずに飲み込め、新食感である。これは、今までのむせやすい刻み食とも、見た目の悪いミキサー食とも違う、味も見た目もよい高齢者にやさしい食事とのこと。高齢者を意識した、むせにくい食事の開発は目覚ましく進歩している様子。

先日大阪で開催されていた、総合福祉機器展 バリアフリー展でも介護食がとても豊富に出されていたそう。祖母の入所する施設長さんから聞いた話では、今年は試食がたくさんあったんですよ♪とのこと。 そういえば、あちこちに行列が出来ていた。「管理栄養士さんも一緒だったので、あちこち並んでお腹一杯食べちゃいました♪費用の兼ね合いもありますが、施設でもいろいろと取り入れて行きたいと思っているんです。」と明るくお話されていた。(つづく)
【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : イラストレーター】


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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