イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

楽に座れる人・膝が曲ってしまう人(脚の屈曲拘縮への対応9)

5月 04 2012 | 人の身体と動作

脚が曲って伸びない人の座り姿勢と、股関節90度膝90度に保てる人の座り姿勢

座り姿勢_脚の屈曲拘縮と、通常の座り姿勢の対比

脚の屈曲拘縮への対応 その9です。

ずっと、屈曲拘縮への対応〜ということで、1〜7まで記していましたが、体のイメージがもうひとつ湧かないなぁと思い、本日はこちらを。

うちのじいちゃんばあちゃんもこんな感じよね〜と介護中のご家族の方も、うちの施設の入所者さんもこんな感じね〜と思われる介護職の方も、ヘルパーさんも、ショートステイやロングステイの職員さんも、ふんふんふ〜ん♪と読んでいただければ嬉しく思います。

くっきょくこうしゅくとは?:関節が屈曲した形で固定されてしまい、動かすことのできなくなった状態をいいます。脳卒中による四肢麻痺や、寝たきり状態での放置によってしばしば生じます。(Web介護110番より)

イラストをご覧下さい。向かって右側は元気な時のカラダ、太ももと脊柱も90度に保て、太ももと膝下も90度に伸ばせます。一方、左側は、膝が伸びません。膝が曲ってしまって硬くなっているのです。

うちの101歳ばあちゃんは左側の感じ。こんな感じの脚にはどうしたらいいんだい?と、疑問が溢れてくるわけです。

“寝かせる時は何を気ぃつけんといかんの?”
“車椅子では脚は曲ったままにした方がいいんかしらん?”
“伸ばそうと頑張る方がいいのかしらん?”
“曲っていったら何が困るのん?”
“このまま曲っていく一方の脚はどないかならんのじゃろうか?”

皆さんが考えるきっかけや、対策をたてるきっかけにしていただければ。(つづく)

(厳密に言うと、車椅子のフットサポートには、股関節も曲って膝が90度より伸びないと足を載せることができないとのこと、、、。あら、そう言えば、フットサポートは、ちょっと前気味に着いていますね、、、。)

脚の屈曲拘縮への対応 その9でした。


群青*介護ブログ関連記事です。(↓加筆更新2014年10月2日)
↓ばあこの、脚の屈曲拘縮への対応 ↓ 

対応1(伸びない膝と骨盤と、背骨の関係がよくわからない)
対応2(車椅子の足元を考える)
対応3(どちらをとるのか)
対応4(クッション挟めばいいってもんじゃないっしょ)
対応5(ベッドでの体位交換について)
対応6(車椅子調整後の指示書は、壁に貼る)
対応7(曲がる膝を無理に伸ばすジジババ上半身は後ろ倒れる)
対応8(車椅子の足元の調整)
対応9(楽に座れる人・膝が曲ってしまう人)
対応10(屈曲拘縮すすむぢゃん、と思っても。)
対応11(曲がってる脚をどうやって、安定する様に下ろすのか)
対応12(チープに見えても、必要なこと)
(↑加筆更新2014年10月2日)
※すべて祖母の場合の対応を記しています。右片麻痺。ティルト&リクライニング車椅子使用。

↓こちらは介護ライブラリでの連載「ぐんじょうあえんの自宅で介護お助けヒント集」
ポジショニング関連
vol.15寝る姿勢を整える編(安楽に保てた時の驚き)
vol.18寝る姿勢を整える編2
vol.19寝る姿勢を整える編3

これも結構大事
vol、22介護ベッドの 疑問と不思議を考える編



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜



介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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