イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

車椅子の足元の調整(脚の屈曲拘縮への対応8)

5月 03 2012 | 介護福祉用具

車椅子のレッグレストの調整

車椅子の足元、脚が動ける様にした調整、伸ばす事を考えた調整


シリーズ:祖母 脚の屈曲拘縮への対応 その8です。

今回のイラストは、実際のばあちゃんの車椅子の座面の状態とは異なりますが、足元の違いを分かりやすく描き記してみたものです。

自由に動かせる足元vsストッパーの効く足元

イラスト向かって左側が、一番最新バージョンの祖母の車椅子の調整です。足を自由に引けるように、クッションで対応しています。

向かって右側が、約10ヶ月前にしていただいた車椅子の調整です。このときの祖母の体の状態はまだ良かったので、足が一定以上引けないように、スネのあたる部分(レッグレストの箇所?)に、板をあてがっています。

けれど、右のような足元にしてしまうと、最終的に、脚は曲がりたくないわけですから膝に引っ張られて、どんどん滑り座り、ずっこけ座り、仙骨坐りになってしまいました。でも、一見脚は落ち着いているように見える。

放っておくのは罪よね

施設であてがってくれた三角クッションも曲者でした。膝裏が前方に引っ張られて、ずっこけ坐りをさらに助長してしまうのです。「あかんなあ〜他のものをあてがわないとなあ〜」と気付いていながらそのままにしてしまいました。

ばあちゃんの体の障がいがそんなに重くなかった10年前には、脚の屈曲拘縮はようわからんと思っていた内容です。わからないなりに読んでいただけると、約10年後にはきっとお役に立てます。次に続けます。


群青*介護ブログ関連記事です。
↓ばあこの、脚の屈曲拘縮への対応 ↓ 
対応1(伸びない膝と骨盤と、背骨の関係がよくわからない)
対応2(車椅子の足元を考える)
対応3(どちらをとるのか)
対応4(クッション挟めばいいってもんじゃないっしょ)
対応5(ベッドでの体位交換について)
対応6(車椅子調整後の指示書は、壁に貼る)
対応7(曲ってる膝を無理に伸ばすと、ジジババの上半身は後ろに倒れる)
対応8(車椅子の足元の調整)
対応9(楽に座れる人・膝が曲ってしまう人)
※すべて祖母の場合の対応を記しています。右片麻痺。ティルト&リクライニング車椅子使用。



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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