イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

小が出て大が出ない日。大が出て小が出ない日。

5月 23 2012 | 人の身体と動作

こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛(ぐんじょうあえん)と申します。いらっしゃいませ。

頭は重たいの。ご注意くださいませ。

頭は重いの。居眠りにご注意。

排泄の話であります本日は。どうしても排泄の話は介護にはつきものです。勘弁して〜という方は、読み飛ばして頂けたらと思います。

さて、う○ちに始まり、う○ちに終わる。3日に一度のう○ちがしっかりと出ているかどうかが、健康のバロメーターな気がいたします、101歳ばあちゃんへの介護。その次に来るのが食べることか。

イツノマニカあかるく排泄の話が出来るのは介護のいいところだと思う。どうしても隠の事になりがちな内容を、陽の目にみさせるという点で。否、明るく話さないと気持ちがブルーになってしまうというべきか。う○ちが出ただけで、皆でよかったな〜わっはっは〜と笑いあえる、素直になるような気がする。

先日食事介助に行った時、祖母、午前中に薬(座薬)なしで排泄できましたとスタッフから聞き、心のそこからああ嬉しや〜と思ったのでありました。小であれ、大であれ、自力で出来るのは腹筋が使える、尿を便を押し出す力があるということなので、それはものすごい事。拍手喝采ものなのである。

その前に介助に行った時は、出せそうで出せない、という状態で摘便をした。でも実際は少しだけしか出来なかった。あともうちょっと、指先には触れるのだが、ああ引っ込んでしまって、掻き出せない。

摘便というのは、便を大腸から指で掻き出す事であります。もちろんゴム手袋はいたします。この摘便というのは、医療行為なのだそうで、、、。家族や看護師さんは出来るが、介護士さんには出来ない行為となっている。私ら家族は、便座に座ったままで掻き出してしまう。看護師さんは、横に寝てもらってするという事を聞いたが、まだ直接は聞いた事がない。

さて、大は少しでたものの、腹圧をかけるが小がほとんど出ない。お腹も大きく膨れているし、いつもの様にお腹には小がたまっているはずなのだがほんの少ししかでない。諦めた。

スタッフさんに報告をし、夕方にトイレに座らせる様にお願いしますと伝えると、そんなこともあるんやねえ〜昨日は摘便をしてんけど、大は出ず小ばっかりだったのよ〜、今日は小が出ず、大が出るなんてね〜。それには私も驚いた、日によって違うのだ。

話が跳ぶが、トイレにまだ座れる方を家族で交代で在宅介護をしている場合だと、「私の当番の時にいつも大がでるのよ〜大変だったんだから〜」、は一つの誉(ほまれ)、あっぱれ、褒め言葉に思える。トイレ介助してもらっていて、なおかつ小でなく、大が出るというのは、その人の時に十分リラックスできているということで、その人なら安心してトイレが出来るということなのだ。

とはいえ、それはあくまでも表の顔で、やはりう○ちの匂いはたまらない。パンツだけにとどまらず、パジャマやズボン、果てはシーツや布団などにまで着くと、もう泣きたくなる。いや、泣く。群青が大格闘したのは少し遠い記憶になるが先日の摘便が出そうで出なかった時は、トホホな気分になった。 母は今も大格闘が多い。

だれしも、元気な現在であっても、自力で排泄コントロールがうまくいかない事も多い。(例えば便秘、あるいは下痢など)自力で出来るというのは、当たり前のようなのだが、凄いことなのだ。ばあちゃんの介護に関わるようになって、当たり前だと思っている事は、当たり前でない事を痛感している。

gunjoaen



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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