イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

印象的だったチラシ バリアフリー2012

4月 22 2012 | 介護福祉用具

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今年の大阪での総合福祉機器展示会で印象的だったチラシやパンフレットは商品のものではなく、注意を喚起する種類のものだった。その2枚が手元にある。

一枚は、介護ベッド、ここが危ない!!あなたの介護ベッドに危険なすき間が潜んでいる?
発行:医療・介護ベッド安全普及協議会

もう一枚は、介護リフトの日常の点検されていますか?
〜リフトを安全にお使いいただくためには、日常の点検が必要です。

発行:JASPA リフト関連企業連絡会


わたしの体験を記そう。まず、介護ベッドに関して。いったいどこから落ちるわけ?と未だに謎なのだが、祖母が以前入院中にベッド策をすり抜けベッドから落ちたことがあった。幸い顔の青あざのみで済んだ。

現在101歳の祖母である。同様の入院中、夢の中に亡くなったひいばあちゃんが出て来て、”おいでおいで〜”と手招きされたらしく「まだ行かへん!」と祖母は興奮し返答。夜中にベッド柵をガタガタさせるということもあった。通常は穏やかなのだが。

ベッド柵のすき間に手を入れ、肘を力点にして癖で手首内側を打ちつけるということは現在もたまにある様子。手首が青あざになっている時は大概そうだ。

そんな風に、高齢のバさまジさまは予想もしない動きをすることがあるのである。

現在入所中の特養では、ベッド用のグリップ(立ち上がり等を補助するための手すり)がしっかりとフレームの穴に入らず浮いているコトが時々ある。加えてストッパーが止まりにくなっているため、今度のケアプラン会議で伝えようと思っていたところである。

ベッドのサイドレールのカバーも消耗品だ。祖母のベッドについているものは、長く使っているので、現在すぐにすっぽ抜ける状態になっており、これも伝えないとと思っていた。

ベッドで体に合わない無理なヘッドアップも体がベッド柵のある脇にずり落ちになる原因ということも聞くのだが、こんなチラシを作成し、ベッドに潜む危なさを知らせることは大切だと思う。

そして介護リフト。
日常移動リフトで使っているスリングシートも消耗品。スリングシートは命綱である。全体重がかかっているためもし切れるとドサッと体が墜落してしまう〜これは怖い。

福祉機器は万全でなく、潜む危険性は使う側も常に意識することが必要で、定期的な点検の必要性を感じます。けれどまだ行けるんちゃうん?と思って使い続けてしまうことも。ご注意、ご注意。何はともあれ、事故が起こってからでは遅いですから〜っ。

群青亜鉛:ぐんじょうあえん:illustrator:)
祖母の移動リフトによる移乗の様子
今日のイラストは、101歳祖母、脳梗塞後遺症による片麻痺、要介護5の日常の移乗の様子。
セパレートのスリングシートを使っている。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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