イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

伸びない膝と骨盤と背骨の関係って?(101歳からの脚の屈曲拘縮への対応1)

4月 08 2012 | 人の身体と動作

膝と股関節と骨盤と脊柱の関係

伸びない膝を無理に伸ばそうとすると、脊柱が後ろに倒れるの

101歳からの脚の屈曲拘縮への対応1

いらっしゃいませ。イラストレーターの群青亜鉛です。はてさて。そもそも伸びない膝と、曲がったままの股関節、骨盤、ほんでもって背骨の関係がようわかりません。

横になったばあちゃんの体の状態を、PTさんにみてもらいました。骨盤も歪み、脚も屈曲拘縮がきつくなり、背骨も曲がった101歳ばあちゃんであります。昆虫のなきがらは、くちゃっと関節で折れ曲がっていますが、どんどんそれに近くなる現役ばあちゃんの体です。

PTさんが症状を説明して下さる内容の一つをわかりやすく言うと、足の動きから背骨の動きまではどうも連動しているみたいなのです。

伸ばせない部分を無理やり伸ばそうとすると、痛いから戻そうとする。これはわかります。健康な方でもそうですもの。 でもその動きと力がその部分にだけ働くのではなく、繋がった別の箇所にまで作用するのだ、ということの様です。でもなかなか理解できません〜。

背もたれを上げて座る姿勢を取った場合(股関節90度にした場合)、祖母は膝下が90度にならず70度ぐらいでしょうか。後ろに引いている足を、私たちが普段椅子に座るように膝の方向に無理やり90度になるように引っ張ると痛いので、自然と70度ぐらいに戻してしまうみたいです。でもそれが祖母にとっての自然な可動域。 座り姿勢。

車椅子に腰掛けた状態で、足を引けるようになっていないと、足を引く力がそのまま骨盤が倒れる力となり背骨も伸びようとするのだそう。(上手く表現出来ていませんね〜)

祖母の今までの車いすのシーティングでは、足を引きたい場所には板があり、自然な動きを妨げていたようなのです。(続く)

シリーズ:101歳からの脚の屈曲拘縮への対応 その1でした。


★101歳からの脚の屈曲拘縮への対応★

 
※すべて祖母の場合の対応を記しています。右片麻痺。ティルト&リクライニング車椅子使用
対応1(伸びない膝と骨盤と、背骨の関係がよくわからない)
対応2(車いすの足元を考える)
対応3(どちらをとるのか)
対応4(クッション挟めばいいってもんじゃないっしょ)
対応5(ベッドでの体位交換について)
対応6(車椅子調整後の指示書は、壁に貼る)
対応7(曲がる膝を無理に伸ばすとジィバァ上半身後ろ倒れる)
対応8(車椅子の足元の調整)
対応9(楽に座れる人・膝が曲ってしまう人)

gunjoaen



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:イラストレーター

《追記2014年9月》
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。
◆ウェブ連載◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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