泥酔時のいびき・・・
先日の、群青の地元の消防署内で行われた救急講習会でのこと・・・。(講習会は介護家族会の要望で催され、会員として参加して参りました。)救急隊員の方が、倒れている人の、わかりやすい身近な例を話して下さいました。
◯
深酔いしてる人が眠っている時、結構「いびき」をかいてますよね・・・。
実は、あれは舌が落ち込んでいて、気道が圧迫され、息がしにくい状態なのだそうです。
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ですから、体を横に傾けるなり、
肺への空気の通り道を作るために顎をあげ、
首をそらせる姿勢にするなり、した方がいいのだそう。(図参照)
知らなかった!!
「なぜ?」と疑問を持つんじゃなく、「そんなものだ」と勝手に思いこんでおりました。
以下、応急手当の順番の最初
倒れている人や、倒れる人を見たらまずは
1.肩を叩きながら、声をかける。(意識があるかどうかの確認)
2.反応がなかったら、大声で助けを呼ぶ。
119番通報と AEDを依頼する。
3.気道確保と、呼吸の確認。
(呼吸をしているかどうか) を判断すること。
◯
呼吸をしているか、してないかわからない時は、
呼吸をしていない、と判断していいのだそうだ。
(判断しないと 先に進まない為。)
◯
この気道を確保(口から肺にかけて、空気の通り道を作る)では、
最初に書いたように、
人は意識がなくなると、舌が落ち込み、気道をふさいでしまうので
これを防ぐ為に、顎をあげ、首をそらせるのだそうです。
◯
知らなかったら、酔った時はこんなもの〜と思いこんでしまいがち。
皆さん、深酔時のいびきには、ご注意ご注意!確実に気道確保〜。
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講習会で頂いた資料から、上記一部を抜粋しています。
多少あいまいな表現もあるかと思いますので、気になる方は、調べてみて下さいね。