イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

車椅子での座り姿勢、本日良好

3月 28 2012 | ばあちゃん日記

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めでたく祖母は101歳になった。特養に入所して10年目である。特別なにが起こるでもないが、介助に行った日の様子をざっくりとご紹介。

昼に介助に行ったが今日は食事時に一度もむせず、トイレも順調!お風呂の曜日だったので、湯上りでぐったりしている時もあるのだが、珍しく体調がよろしいようだ。

施設に行くと、まずは車椅子で食堂にいる祖母の座った状態をみる。背もたれと腰の骨盤の間が少し空いていたのでタオルを詰めた。これは腰が安定するために必要なのだそうだ。在宅で介助している方も一度手を入れて確認をしてみていただきたい。

車椅子に座りながらの食事である。右片麻痺のためかなり右に傾くのだが、誤嚥を防ぐためにも頭は出来るだけ真っ直ぐにしてあげたい。職員さんの座らせ方が上手だったので、姿勢は少し整え直すだけで済んだ。今日は肘置きの高さを左右大きく段違いにし調整する。麻痺側を5の高さ、健側を3の高さに。これで出来るだけ頭部を真っ直ぐになるように。(後日詳しく記します)

食事はソフト食。お風呂で疲れているだろうから、自力でスプーンを持って食べさせることは少しだけにし、お茶等はこちらが介助する。とろみ付きほうじ茶400CCと食事完食。食事時間40分。

食後は歯磨き。4人部屋の洗面台の前にて。むせるので、ゆすぐ水は口に含み出すだけでいい、うがいはしなくていいと伝えながらの介助。歯ブラシ噛むんじゃないっ!

車椅子からポータブルトイレへの移乗は移動用リフトで行う。車椅子の座り姿勢と同じく、ポータブルトイレも座らせ方ひとつでおしっこの出方が変わる。

祖母は自力でも排泄出来るが、腹筋が弱く最後まで出しきれない。そのため第三者の手により腹圧をかけ、おしっこを出させる。膀胱の位置を意識して腹部に圧をかけるのだが、押す場所を間違えるとまったく出ない。骨盤が押されるので腰から下の仙骨にかけて片手で支えながら。今日は最後までしっかりと押し切る(?)ことが出来排泄出来た。

その後再びリフトに乗せベッドへ移乗、尿取りパッドを当てなおし、衣服を整えて横になってもらい、その日のおつとめ終了〜。所用時間は2時間弱。ズボンを上げる時には汗だくである。

座り姿勢がうまく整えられれば大概うまく行く。今日はスムーズに進んでほっとした。

この日はじいちゃんの命日だったので帰りにお墓参りをした。51回目の命日。ばあちゃんの施設とじいちゃんのお墓はご近所で、親族はばあちゃんに面会に来たついでにじいちゃんにお参りが出来るから来やすいのです。お線香の火もばっちりすぐについて、ああ、良い日であったなあ。本日も晴天なり〜。

(群青亜鉛:ぐんじょうあえん:illutrator)


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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