イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

乾燥機に耐えるパジャマが好き。

3月 20 2012 | 介護の工夫

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こんにちは。介護イラストレーター群青亜鉛です。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設へ入所すると、必ず受けるガッカリの洗礼の一つは乾燥機によるものであると見た。日常を気持ちよく過ごすには衣服の着こごちや肌触りがものすごく大事なのですが、難関は洗濯かと。特に乾燥機です。

ご年配の肌はとってもデリケート。なので衣服も大抵デリケートに作られていて、洗濯表示のタグには手洗いマークや、乾燥機はダメよマークが付いているのだが、そんなこたぁ気にしちゃおれんという現実があります。

施設での洗濯ものは大量に出るものであるから乾燥機は日常必須課目、避けては通れません。ゴトン、ゴトンと乾燥させると衣服の風合いはギシギシになったり、固くなったり、薄くなってしまったり。最初のフンワリ柔らかとは似ても似つかぬものとなり、そのガッカリさかげんは尋常(?)ではありません。 (タオルは別ね)

しかしその中でも時として、何度とない乾燥機の試練に耐え抜き、ぜつみょ〜なしなやかさ感を醸し出す一品がある。 それに触った時の感動ったらないのヨネ。(一昨日のわたしがそうでした。嬉々。)

本日は写真ですが、その一枚がこれ祖母愛用のパジャマズボンです。
タグをみたら全国展開のスーパーマーケットの製品でしたが、この丈夫さといい具合の肌触りはまっさらぴんの時にはほんとうにわからんものです。最初はどんなものでもしっかりしてそうですからね。後光が指すような神々しさを感じるのは、乾燥機にぐるぐる途方もなく回されて月日が経ってからであります。

そして今日の注目はこの絶妙な補修です。これは母による衣服修理で、祖母のお古の靴下(5本指薄手の軍足)を使って大胆にくるんでいます。このメリヤス編みのお古軍足がしなやかな肌触り。適度な伸び加減でバツグンに丈夫で驚きなのです。

他の箇所は丈夫でも、このウエストの縫い目の所等はすぐほつれたりしてダメになります。でも、大雑把ぐらいに修理してみると案外長持ちするようです。ミシンよりも、手かがりの方がつれなくていいように思います。

Tシャツの生地などでもいいかもしれません。気持ちに余裕のある方は、是非試して見てください。でも、くれぐれも無理しちゃダメですよ。(^^)適当でいいやん、の軽い気持ちで〜。

gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。祖母への”いっちょかみ介護”実践し22年。
◆介護関連著書 2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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