イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

心肺蘇生法〜時代と共に変化1

10月 03 2010 | 人の身体と動作

kyoukotsu_appaku1
救急講習会に参加しました。〜心肺蘇生法とAEDの使い方〜

自動車免許を取る時の講習で、受講された方は多いと思います。
私もその一人で、知識の上書きがないまま早18年。
覚えておいて損はないと参加しました。

心肺蘇生と言えば、マウストゥーマウスの人工呼吸をイメージしてしまいますが、現在の心肺蘇生は、胸骨圧迫が主流!(胸を押すやつです。)

口移し式人工呼吸法は、”感染症防止の為にもやりたくなかったらやらんでよろし”という方向になっているようで、消防署の方も、胸骨圧迫だけでいいので、躊躇せず行って下さいと力説されていました。

30回の胸骨圧迫に対し、2回の人工呼吸が基本。(少し以前は、15回に2回)

外出先、”事故等で他人様の心肺蘇生をするなんて
滅多にあるもんじゃなし” と思っておりましたが、
心臓が止まる様な場面に出くわすのは なんと
“自宅”  が一番多い
のだそうです。(在宅介護の時にも、出会う可能性大)

さて。突然身内が倒れ、救急車を呼んだとして、
救急隊員さんが到着する迄に、何分かかると思われますか?

私の住んでいる所では、平均7分とのこと。(@ @)

もし心肺停止した場合、社会復帰が出来る状態にするには、
止ってから、3分以内に胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする事が必須
だそう。
という事は、救急車を待っているだけでは、明らかに間に合いません。
時間が過ぎれば過ぎるほど、生存率は下がる一方・・・。

その場に出くわした一般の私たちの対処に、
その人の社会復帰出来るか否かの運命がかかっている訳です・・・。

現在、AEDがあちこちに設置されていますが、あくまでも補助。
基本は、胸骨圧迫なのだそうで、
その部位も、胸の真ん中、「左右の乳頭の間の胸骨部分に手を置き措置する」
という、誰にでもわかりやすい箇所に変わっていました。(冒頭図参照)

皆さんお住まいの地域の、救急医療の情報ページや、
消防署のページ等をご覧になり、いざというとき慌てない、
緊急時の対応の知恵を上書きされてはいかがでしょうか。
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参加メモ:日時:2010年9月29日(水)
地元社会福祉協議会がサポートしている、
在宅介護者家族の会より、講習として参加。参加者約11名。
出動回数が増えているため出張講習は無理との事で、
消防署の舎内で開催。

会場のスピーカーからは、緊急出動連絡が次々と流れ、
講師として話されていた方も途中で出動。
別の方にバトンタッチして講座を続行。
仕事後また戻って来られ、再び講師を務めるという、
とても緊張感のある約一時間半の講習会でした。

人形をモデルとした処置で
消防署の方は、「おとうさん、おとうさん」等、
身内のものに対する声掛けを使う事により、
自宅でも起こる事があるんだと、身近に感じられる内容となっていました。

一緒に参加した方のご親戚で、
田んぼで作業中、脳梗塞で倒れ、たまたま通りかかった人が
心肺蘇生法を知っていたため、直ぐに手当をして下さり、
現在、何の問題なく日常を過ごされているとか・・・。

一度、祖母のばあこが、脳梗塞の症状が再発し、救急車を慌てて呼んだ事がありますが、来るまでが結構長かった様に覚えています。(その時、意識はありました。)機会あるたびに講習会には参加して、いざと言う時、出来るようにしておきたいです。

(時代によって、蘇生法もだんだんリニューアル。遥か昔の講習会では、拳一握り分ぐらい、右下か何かで、とっさの時には位置がわかりにくいと思った覚えがあります。)

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん)/Illustrator】


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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