イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

事実がなかなか聞けない。誰に、やねん?

2月 21 2012 | 高齢者介護施設

おひかえなすって体操
母上:やっと、特養から面会出来る様になったって電話があってんけど、なんか髪の毛引っ張られて抜けてるんです言うて言うてはってん。ほんで会って来たら、ばあちゃんの髪の毛抜けててんけど、目の横もぶつけたみたいに赤くあざになってて、、、。

ぐんじょー:うん?誰がした言うて言うてなかったん?ケアマネさん。

母上:言うてなかった。多分、入所者さんが、やと思うねんけど、、、、

ぐんじよー:そんなんちゃんと聞かな。なんで聞かへんの?

母上:もう、わたしそんなん深く聞かれへんわ。ぐんさん聞いて。


とまあ、そんなことを朝、駅まで歩く道中で電話をしながら母とやり取りをする。
なんだか母とはこんなやり取りをずっと続けているような気がする。
ちゃんと聞かんと、何かあったとき、嫌やん。と何度も言うのだが。


施設で何かがあったとき、なんだか不満があったり、おかしいなということがあっても、祖母の介護責任者である母は、直接はスタッフにはなかなか言わない。結構心の内でぷすんぷすんとくすぶっている感じだ。それを、私と会った時に、世間話のように聞いて、聞き出して、掘り起こして、誤解があるようならば、それをそれはこういうこっちゃ、これはそういうこっちゃとわかりやすく話したり、翻訳したり、等々のことをする。ものすごく思い込みがあったりもするので、それはなんでやねん、と、腰くだけそうになりながら、解説をして、誤解を解いたりしている。そんなにいろいろ思ってるのなら、何かとっかかりでも伝えればいいやんと思うのだが。

どこで、誰が、どのように?とちゃんと把握しているのは大事だと思うのだ、いざ、何かがあったときに曖昧になるのが一番困るし、真相がどないやねん迷宮入りかい?と永遠に突っ込みを入れなきゃいけないことになる。結構心が重たいのだ。

まさか、な事はないとは思うのだが、なんだかこの御時世、うやむやにしてしまうのは、一番いかんような気がしている。約10年程前、祖母はショートステイで事故があり、ものすごく曖昧に終えてしまった経験があるのでよけいである。真相はうやむやのままになってしまったのは気持ちが悪いものだ。施設とのコミュニケーションの達人にはなかなかなれないが、ああーそうかあ。聞き難いのかあ。そんな聞き難い事は私が担当すればいいのだな。役割分担か。

うーむ、明日にでも、電話を入れてみようと思う。

(おひかえなすって体操。下半身は、相撲のまた割状態。おひかえなすってを言いながら、手首の手のひら側のスジを気持ちよく伸ばしますん。笑顔で気軽にやると、なかなか楽しいであります。

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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