イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

ハザードマップは公開されている

2月 08 2012 | 震災に思うこと

「昔の昭和初期の洪水の時、避難先の小学校の高度が低くて水浸しになり、自分たちの住んでいる地域の方が高台で水の被害が少なかったと祖母より聞いたが、避難場所に変更はないのですか?」

新年早々、町内会の新年会に出席した。祖母を在宅介護していた10年前までは、当番制の班長が順番で回ってきたり祖母の介護のいろいろで交流があり、主要な方々のお顔は存じ上げていた。市の施策関連で、提案や、節目がなにかあるごとに、町内会の話し合いの場には出来るだけ参加してきた。

しかしながら、祖母が施設に入所してから約9年。ご近所も大きく代替りし、時間帯が合わない限り顔を合わせることがない。昨年の震災があってから、いざという時はご近所の力が大事よ顔は合わせておかなくっちゃと阪神淡路大震災の時の町内会パワーを思い出し出席した。

その新年会で、会長さんが質問がないかとおっしゃったので、冒頭のような震災関連のことを聞いてみたというわけだ。避難場所になのに高度が低くては水浸しになり、意味がないのではないかと常々思っていたからだ。

一番最初は避難場所に指定されている近くの高いマンションに避難し、落ち着いてから小学校に移動をするのだとの返答をいただいた。 指定場所のマンションには、多少の食料等もしものときの備蓄があるとのこと。おー。聞いてよかった、会長さんから聞くまで知らなかった。

それから手作りのお弁当をいただきながら、町内の叔父様が撮られたという阪神大震災の時のビデオを皆で見る。近所や駅前の商店街の崩れ落ちた様子がしっかりと残っていた。給水車で並ぶ人、人、人。そう、こんな様子だった記憶がある。街並みは綺麗なり表面にはもう見えなくなってしまったが地元の崩れたビデオの様子は記憶と重なるので生々しすぎる。

この頃はデジカメもなかった。携帯電話もなかった。パソコンも普及しておらず、パソコン通信も一部の人が出来るだけだった。(ニフティーが活躍していたっけ)隔世の感がある。

帰宅してから夫に避難場所の話をすると何やらパソコンでパチパチ。これ見てみ、と地図を出した。

市のHP?なんやこれは浸水歴史? モノクロの地図に黄色や赤や水色、黄緑色などで印がつけてある。
画面には、自分の住む街の、過去の浸水履歴が記してあった。

土地の高度もよくわかる。
液状化マップ?避難所一覧?洪水・土砂災害ハザードマップ等??まだまだある。
知らなかった、知らなかった。こんなのが公開されていたなんて。日頃意識していなかった現実が露わになってしまうのだが、これは便利でありがたい。

役所のHPには結構重要なデータがアップされている。
皆様、是非、ご自身の住まわれている自治体のhpでお調べくださいませ。見るべし、見るべし。

*ハザードマップとは:自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したもの(ウィキペディアより抜粋)

でも、お役所は、hpに公開しているからと、伝わったつもりになるのが一番よぅないと感じる。ネットを使わない人も多いのだ。皆がその存在に気づける様に、様々な方法で何度でも、メッセージし続けて頂きたい。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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