イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

17年ぶりに、やっとお礼が言えた。

1月 18 2012 | 震災に思うこと

震災時のお礼を伝える

昨年の夏。厳密に言うと、16年と半年ぶりに、阪神・淡路大震災時に無償で井戸水を供給して下さった家の方にやっとお礼が言えた。

震災時、電気はすぐに来たのだが、水とガスが復旧するまでに約40日かかった。それまでは、近所へ来た給水車が水の確保の源。大きなバケツを積んだカートをガラガラ押し、水をもらいに行きしのいだ。ポリタンクは親戚や友人が持って来てくれて大活躍。生活用水はお風呂に注ぎ、飲み水は、別の容器に移していたと思う。

けれどそれだけでは水は足りず、自邸の地下からお水が自然に出るお家があって、口コミであそこ水が出るから皆並んでるよ、と言われれば、並んで頂いていたのである。800メートル〜1000メートルぐらいカートをガラガラいわしながら頂きにいったかな。道はアスファルトだったけれど、あちこち亀裂が入り、隆起していたりでがたがただったんじゃないかな。たどりつくと水は蛇口から出ていて。別にそこで見守る人がいるわけでもなく、それぞれが自由に蛇口から出る地下水を頂いていたと思う。

確かそんな家が2軒あったと思うのだが。その家の人にお礼が言いたい、お礼をしたいとずっと思っていた。そして、昨年の3.11だ。あの出来事も後押しになった。でも、場所が確実でない。うろ覚えな記憶しかないのだ。

たまたま買い物で通りかかると、おそらくこのあたりだろうという家の前に家の人が出ていた。意を決して声を掛け尋ねてみた所、給水をして下さっていたのがまさしくその家だったとのこと。丁寧にお礼を伝えて、その場を去りました。 もう一軒は、建て替えたのか何か限定しずらく、こちらは分からずじまいでしたが。

でも一軒だけだったけれど、胸のつかえが取れた気がした。言えて、感謝の気持ちを伝える事が出来てよかった。ひとつ、気持ちに区切りが着いたかな。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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