イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護家族会(自助グループ)の会報誌の役割とは

1月 13 2012 | 介護者会・家族会

歯の水枕
群青が介護をしている家族として、介護家族会に参加するようになって10年位になる。今は世話人の一人としても力を出させて頂いているが、その10年の間自分の環境もいろいろと変わっている。会にまったく関われない時期もあれば、まめに関われる時期、大きくわけると2つである。

会に対する気持ちも近くなったり離れたり、もうやめようかしらん?と思った時期もある。でもどんな時でも定期的に必ず届く会報誌、これでどうにか繋がっておられた気がする。貴重な情報元、であるが、気持ちを繋げる元でもあるように思う。

問題意識の強い時は、関わりが強くなる。実際に在宅介護している最中がそうだった。介護サービスを出来るだけ使っての介護では、憤慨した事、困った事、施設のあり方、姿勢等。おかしいと思う事はいくらでもあって、毎日ハプニングの連続だった。

この頃は乾き切ったスポンジ状態なので、介護家族会から得られる事の吸収率が200%である。加えてその現状を乗り越える術は、家族会から得るだけでなく、ネットの掲示板等を活用して、介護中の悩みを出し、数多くの方からの回答を元に教わった。

特別養護老人ホームに祖母が入所出来ても、介護は終わりにはならない。その施設とのコミュニケーションがなかなか難しく思えて、トラブルがあったり、疑問を感じる出来事があれば、一人では解決策が見つからないので、気持ちはまた家族会に向く。現状の解決には、やはり自分の住んでいる地域の生の情報が一番参考になるのだ。

もうやめようかと思った時期というのは、つい最近だ。家族会で介護真っ最中の方に一時でも肩の荷を下ろしてもらったり、ほっとしてもらう事に力を尽くしはするのだが、その繰り返し、それだけに自分のエネルギーを使う事が不毛に思えて来てしまったのだ・・・。もっと大元(行政?)に問題意識を反映させなくちゃ、根本が変わらないし、自分のエネルギーが過呼吸を起こす感じなのである。

で、意識をちょっと変えてみて、色々な人の意見を聞く様になった。人様の力を借りたい、借りようと思える様になると、次ナル道が見えてくるものである。

この問題意識のあるうちに、その意識や思いを制度に反映させられるような仕組みが介護家族会にも必要だと思うなあ。 そうじゃなきゃ、せっかく問題意識を持った人がどんどん離れて行ってしまう。それさえ整っていれば、思う事を吐き出すことでその時はすっきりするのだがその場限りやんなあ、、、、と不毛に思うことを防ぐ事が出来ると思う。せっかくの介護経験者のエネルギーを社会に活かす事が出来ると思うのだ。

もちろん、吐露してすっきりする事も気持ちを切り替える為にもとても大事なことなのである。でも、その次ステップに力を貸したいのに、どうしたらいいんだろうここではないのかな?と気持ちがざわめくのである。

と、なんだかどんどん書き連ねてしまったが。

私はこの接点を活かして、多くの人と繋がり自分の経験を社会に活かしたい還元したい〜、そう素直に思える様になった今日この頃。でも無理すると壊れるので、ぼっちぼっちでおっちらおっちら、なんであります。

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):イラストレーター】
《追記です2013年8月》
《プロフィール》:在宅で9年半、親戚同士で介護の後、102歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中11年目。
《2013年9月神戸で個展♪ご案内》こちら
《介護ライブラリ》:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中>こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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