イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護者会(当事者の会)の役割と次ナルステップとは〜?

12月 22 2011 | 介護者会・家族会

介護者家族会
介護者の会に参画し、関わりだして約9年(だんだん何年目か分からなくなってきた)なぐんじょうあえんであります。こんにちは。

さて、その介護者の会は全国に広く存在していてそれぞれ特徴があると思いますが、いったいどんな役割があるのでしょうか。私の経験を元に、ぐんじょうが思いつくまま上げてみますと、、、

ファーストステップ。最初の第一歩は。だるまさんがころんだ、な、しっちゃかめっちゃか期かも。
介護真っ最中の人の駆け込み寺。介護しているものにしか分からない、ヘルプミーなどうしようもない思いの表現の場、解消の場。介護保険や、介護情報交換の場。介護経験をシェア(共有)することで、新たなる気付きを皆が自然に感じとれる場。明るく毎日介護出来る自分を保つリフレッシュ&リセットの場。とにかく今を楽しくスゴすせるようにキープ(これがなかなか簡単ではないのですが〜)。

次ナルステップは。
介護に対して問題意識を持っている人や、介護を卒業した方の体験や、物申すや、提案、の、こうすればいいんちゃうん?こうした方がもっとようなるんとちゃうん?というアイデアを拾い上げ、行政に投げかけやり取りをしながら、どうも具合が悪いんやんな〜という制度やシステムを皆で改善していこうと努力する という世直し貢献な段階であろうな〜と思う訳です。

ファーストステップと次ナルステップが一緒の会で同時に出来ればいいと思います。 しかしながら、ぐんじょうは、これを同じ会でするのは限界があるなあ〜と感じています。

介護真っ最中の方は目の前の介護に必死です。余裕はありません。私もそうでした。なんやねんこのどうしようもなさはと憤慨する日々で感情の起伏も激しくなり、あまり先を考えるゆとりは生まれません。

一方介護を卒業した方は、少し離れた視点で物事を考えたり提言が出来る。介護の経験はものすごく貴重。でも、既に現場を離れた自分であるので、当事者の会の中では、「私が発言してもいいのだろうか?今大変な思いをしている訳でない私が何も言えないのでは。」と常に自問自答してしまうことを良く聞きます。私も実はその一人でした。

ぐんじょうの話になりますが、在宅介護は約10年しましたが、その後祖母は既に特別養護老人ホームに入所して9年の通い介護。行ける時だけ行って介護すればいいという恵まれた環境。その自分が在宅で介護真っ最中四苦八苦している方に何も言えないじゃないか〜とはよく思っていたものです。でも、今はその離れた視点であるからこそ言える事があるのだ、伝えられる事があるのだ、出来る事があるのだとわかってきて、以前程罪悪感を感じて話す事はなくなりました。

介護に対して問題意識のある人ほど、介護真っ最中の人の思いの吐露と解消に始終してしまう会の状況に発展性がないと感じてしまい、当事者の会を退会して行く現状があるのではと私は感じています。退会する気持ちはわからなくもない。 でも、そのせっかくの思いを拾い上げ、発言し、行政に投げかけていき、そして変わる、という基礎を作る事が必要だなと、痛切に感じる次第です。ちょっと脈絡がバラバラになりましたが、明日に続けます。

gunjoaen



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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