イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

玄関の段差が難関なのね。どの家も。

12月 04 2011 | 街のバリアフリー

玄関の手製スロープ
こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛です。

群青の100歳ばあちゃん家は、祖母用にバリアフリー仕様である。在来工法で、昭和時代の最後ら辺りで建てた家なのだが、家の中の間取りは広めにつくられていて、天井は高い。

で、大変遅まきながら最近知った。日本の建築基準法では床は元の地面より45センチは高くしないといけないという法律があるのだと。日本の気候は多湿。湿気が床に上がらないように、この空間が必要なのだそうだ。(例外もあるが〜)それを知ってからこの高さに納得した。

玄関と、道路との段差解消のスロープに関して。

245センチの長さで75センチ上がる。一気に押さないと、上がれない。普通日本で決まっている車椅子でのスロープの比率は、1/12や、1/15。1mの段差を上がるのに、12mの距離の道が必要というわけだ。と言うことはばあちゃん家の場合は、11m位も距離がいるわけか。どんだけ広さがいるのだ〜無理無理。

さてこの図のスロープの足がある日折れてしまい、レンタルのスロープを使った。良く駅で使われている折りたたみ式のものだ。長いタイプだったので、重さは約10キロはあったと思うのだが、折りたたみの1枚だけで済んだので、これはこれで便利だったと覚えている。

在来工法とは?
※ウィキペディア 木造軸組構法紹介ページより
木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)とは、建築構造の木構造の構法のひとつである。日本で古くから発達してきた伝統工法(でんとうこうほう)を簡略化・発展させた構法で、在来工法(ざいらいこうほう)とも呼ばれている。木造枠組壁構法がフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える構造であるのに対し、木造軸組構法では、主に柱や梁といった軸組(線材)で支える。設計自由度が比較的高めの工法である。
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ビニール製テーブルクロスは、床に敷いてもいいのだ。

【追記2013年6月28日▶】
ようやくこのスロープの角度が気になって来ました。
で、やっと、計算してみました。ああ、もっと、数学勉強しとけばよかった。この年になって、ようやく必要になってきたわ。
245センチの長さで75センチ上がる
sinθ=高さ/斜辺で=0.303…
17°<傾斜角<18°(17以上18未満)
おおっ!福祉器具パンフレットのスロープ選びのポイント♪を見てみると、
傾斜角度15度は、段差の約4倍。 押し上げるのが大変との事で、それより上での角度の使用はおヤメ下さいとあります。危ない角度だったそうです。はい、かなり押し上げるのが大変な角度でした。途中で休憩すると、車椅子降りるんです。一気によっしゃ、って感じです。

gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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