イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

そんな低いベッドの角度で飲み物を飲ませられるの?

11月 17 2011 | ばあちゃん日記

ギャッジアップベッドの角度
この夏、知人の理学療法士さん(外部の方)に車椅子調整をしていただいた時、特養入所中100歳祖母のベッドの背上げの適正な角度も見ていただいた。が、これが低かった、かなりなだらかなのだ。

背上げの角度で調整するというよりも、体の湾曲に合わせて肩甲骨の下等にクッション(緑色)やタオル(ピンク)を入れて、最終的には、飲み込みの出来る姿勢を作って下さったのだが、おそらく30度もなく、25度〜23度位? 

でも、祖母ばあこは円背があるから、若者くんが真っ直ぐに横になって、こんな角度でベッドの背上げ機能を使って背中を真っ直ぐに持ち上げられる( __/ )のとは状態が異なる。そのあたりのクッションやタオルの調整がポイントか。

とろみのあるジュースを飲ませても、むせずにごっくんと飲み込めた。

ベッドの角度だけで決めつけるのではなく、体全体が飲み込み易い姿勢をつくるのが大事なのだな。この姿勢は人によって違うため、絶対これよ〜というのはない様に思える。理学療法士さんがおっしゃるには、高齢者の方は、想像以上に上げられる背上げの適正角度は低いそうだ。

(以下太字加筆2014年10月2日)
体幹の上部を少し起こして支えるのがポイントなのだそうで。加えて腕も、支えてあげるといいそうです。(腕は肋骨のちょっと前よりについてますよね)ベッドの背当てだけでは真っすぐすぎますから、肩甲骨のあたりから、少し起こして体の上部を支える感じです。
(以上太字加筆2014年10月2日)

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(↓追記2014年10月1日)
唇が耳より上になってしまったら、のどにいきなり食べ物や飲み物が入り込んでしまうので、ご注意ご注意。 飲み込みの時のうなづき姿勢が、うまく保たれるように。こちらも参考にして下さい。
介護ライブラリで連載中「自宅で介護お助けヒント集」
食事の場面での気配り編2 食事の姿勢(飲み込み易い首の姿勢がある!)
(↑追記2014年10月1日)
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☆群青*介護Blog☆管理者ピックアップ関連記事

驚くほど低かった。ギャッジアップベッドの背上げの適正角度。
なんで上手く飲み込めないん?その10(入院時ベッドでの食事介助)

参考ホームページ:
理学療法士 大渕哲也さんの「老人介護についての個人的HP」 内、
食事の援助について〜食事の ”相”と姿勢を中心に
72・73と、本当の末尾のところにベッドに関しての記述です。
こちらのHPはとても勉強になりますので、前向きに学びたい方は是非!


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【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書 2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


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