イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

啖の吸引て、喉までじゃないのね!?介護職員による医療行為が一部解禁

11月 04 2011 | 介護全般

wellcome
啖の吸引は、気管の入り口あたりまで管をいれるのですね。何を今更!ですが、祖母が入院していた昨年末、看護師さんがする行為を私はなんだか思い込みで見ていたのだなと反省した次第。 そういえば・・・喉からする場合もありましたが、鼻からチューブ(カテーテル)を入れている場合もありましたね。

先日、奥様を見送られたご主人とお話する機会があり、
特養では何が一番困りました?と伺うと、
看護師さんのたん吸引の技術の差!
とおっしゃられており、その事を伺っている時に改めて教えて頂いた次第です。放っとかれてしまうと、啖で窒息してしまうからね、ともおっしゃっておられました。

さて、来年2012年の4月より介護職員による医療行為が一部解禁されるとのこと。今年(2011年の6月)に法律が改正され、たん吸引と、胃や腸にチューブで栄養剤を注入する「経管栄養」が出来る様になるという。

祖母の入所する特別養護老人ホームでは、その2行為は、看護師さんのみが行っているそうだ。

来年の4月からは、啖吸引などを行う介護事業書は、医師の指示を受けている事など一定の条件を満たした上で都道府県に登録する。介護職員は50時間の講義と実地研修などを受けて「認定証」を取得する。介護福祉士の養成カリキュラムにも、たんの吸引などに関する授業が組み込まれると言う。(読売新聞(2011年10月25日夕刊記事より抜粋)

在宅介護中の方より、就寝中のたん吸引と、体位変換(床ずれにならない様に、人の手によって、寝返りを打たせる)が大変でゆっくり寝られず常に睡眠不足だ。という声をよく聞く。たん吸引をしてもらえないから、デイサービスも利用が出来ない、ショートステイも断られる、という声も聞く。医療行為が必要な要介護者は、介護サービスも使えない現状があるのだ。けれど、この法の改正により、介護者の家族が少しでも休めるようになるといいと思う。しかし、介護職員の負担だけが増えるというのも困る。

この記事にも書いてあったのだが、ーー介護職員の待遇を改善する事がかかせないーー。介護職員もいっぱいいっぱい。介護者家族もいっぱいいっぱいである。皆が共倒れにならない様に、考えて行く事が大事だと思うのだ。

gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。