イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

車椅子の座り姿勢で、絶対に外せない2項目とは

11月 09 2011 | 人の身体と動作

車椅子調整しても、クッションのあて方座らせ方一つで姿勢が大きく変わる
車椅子への座り姿勢だが、『現場のスタッフさんには「頭だけは楽に起こして、呼吸が楽に出来る様に」この2点のみをお願いするのがいいかな。』これは、なんだかどんどん細かい点が気になってしまう群青へ、知人理学療法士さんからのアドバイスです。

『絶対はずせないのはこの2点、最低限これが守られていれば OK!』だと〜。座り姿勢というのは、一カ所がどうのこうのではなく、総合的なものやなあと思う次第です。身体は平面ではなく3D。あっちをさわったらこっちが崩れ、全体的に身体を見る(視る)力がいるのを感じます。

イラストは、一番最近に、私が特養へ行き、祖母への座り姿勢の補正で上手くいったと思えた時のもの。近頃はこのブログに姿勢補正前と補正後のイラストを数多く掲載していますが、祖母の実例を車椅子調整の参考にしていただけたらと思い、せっせせっせと更新しているという訳なのです。毎回同じ様ですが、少しずつ異なっています。使っているクッション等は同じでも、座らせ方でこれだけ変わるのですな〜というところが伝わればと思っています。

補正後の姿勢の骨盤まわりには、結構タオルを詰めました。兎に角ふらつかない様に空間を埋めたという感じです。

さて、座骨下のじょくそう(健側、左)はクッション等の効果もあり治りましたが、原因は車椅子だけでなく、ポータブルトイレにもあった事にやっと気付きました。これは少し先にまた。

《追記2014年10月》
3年後に再度イラストをみて追記します。
向かって右の画像、あごが出ているので、少々呼吸がし辛いと思います〜。左右の傾きはなおっていますが、おそらく前後にはなんらかのシーティングを施す方がいいのではと感じます。首もとに枕を、はすぐ浮かぶアイデアでそのひとつだと想像致します。けれども、当時の持っている知識ではこの図がベストでしたので、それでオッケーなのです〜。

※「車椅子シーティング」とするよりも、「車椅子調整」とするタグづけの方が言葉として適切かと思い、記載しています。



gunjoaen
【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : 介護イラストレーター】
《追記2014年5月》
◆プロフィール◆103歳特養ホーム入所する祖母ばあこをトキドキ通い介護12年。在宅で9年半、親戚同士で介護。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。
介護ライブラリにて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。