イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

食事どき、頭部が左右に傾きすぎていないか?

10月 31 2011 | 人の身体と動作

車椅子調整前と後の右片麻痺祖母の自力食事姿勢_頭部の傾き

こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛です。

頭部は出来るだけ真っ直ぐ保ちたい〜。片麻痺の場合、麻痺側にからだが傾いて行くのはしょうがないことなのだが、食事時は顔の傾きは実は笑ってはいられない事なのだ、と知ったのは、祖母が100歳になる今年の2月ぐらいか。

このイラストは、祖母の食事時の姿勢である。上の図を見せたとき「これは危ないね〜」とPT(理学療法士)さんの一言。祖母が誤嚥性肺炎で入院し、退院後すぐの家族による食事介助時の様子だ。「誤嚥になりやすいのだよ、傾きがきついと。」

脳梗塞の後遺症による右麻痺の祖母はものすごく麻痺側に傾いています。こりゃ危ない?だがなぜ危ない?一つは麻痺側に食べ物がたまります。舌も喉も、口の中も、麻痺側は当然の如く、動きが鈍いわけです。ちゃんと喉に送り込まれにくいと言うわけ。

左麻痺の方は、右左が逆になります。そうそううちのじじばばもこんな感じ〜とおっしゃる方も多いかもしれません。

頭を出来るだけ真っ直ぐになるように、座り姿勢を整えますが、これがなかなかうまくいかない。けれどうまく行くと、本当にむせない。(下の図参照:これは3日前のもの)整っていても、寝ぼけている時などは、むせる場合もありますが。

施設でスタッフさんに介助してもらう時も、上手く座らせられた時と、座らせられない時の差は激しいと想像する。傾いている状態のままで食べさせていたのを最近見るが、うーん、、、、。極端に言うと、脚は整えなくてもいいの〜、顔さえ傾かなかったら、、、、(それが難しいんだけど、、、)、、、上半身が起きていれば、腕は動かし易くなるし、、、。

とにもかくにも、頭が左右に傾かない様に、姿勢を整えて、食べさせて頂けたらと思います。けれど、その考えや調整にもいろいろ流派のようなものがある様子。最終的に、私(家族)が、ばあちゃんが快適に食べられそうで、そうやね〜と納得したものが、こんな方法だったのだと思って頂ければ。

介護施設の方針と、家族がお願いしたいやり方にかなり違いがある場合は、その間を取ってうまくやっていくほかないと思います。云々カンヌン、コミュニケーションを取りながらやり取りしている次第であります。

※「車椅子シーティング」とするよりも、「車椅子調整」とするタグづけの方が言葉として適切かと思い、記載しています。


☆群青*介護Blog☆関連記事
車椅子調整タグの最新記事一覧は こちら
飲み込み・嚥下タグの最新記事一覧は こちら

なんで上手く飲み込めないん?その14(食べる時の姿勢を正し過ぎると食べにくくなった)

☆群青*介護Blog☆管理者ピックアップ関連記事
えっ?口の中にも麻痺側と健側があるの?
まったく知らずに食事介護をしていた18年



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。