なかなか車椅子にうまく座らせられず
かぞえ101歳、祖母。ティルト&リクライニング車椅子使用(文末に解説あり)。右麻痺。立位保てず。なんとか食事をとる姿勢と、読書時の姿勢をよくしたいとあれやこれやとお試し中。新しい車椅子調整にしてから、一ヶ月と20日が過ぎる。特別養護老人ホーム入所中。
近頃はどうしても、骨盤が寝て、ずっこけ座り、仙骨座りになってしまう。
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エアブロッククッションを足したのだが、一番下のクッションに厚みがありすぎるからか、膝が突き上がる。本当は板の上に三角クッション、そしてその上にエアブロッククッションを足したいのだが、三角クッションに、滑り止めの加工をしていないので、すべってしまう。次回は面ファスナーを持参せねば。
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左座骨下の皮膚に出来た褥瘡(じょくそう。床ずれとも言う)が、2日前より少し小さくなっていた。ほっとする。やはりクッションの空気量をふやしたからか。
皮のめくれた部分が0.7センチ。変色した箇所1.5センチ。早く傷がなくなってほしい。
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イラストは、ティルト&リクライニング式車椅子に座る祖母ばあこを骨格化したもの〜。
※タグ分類に関して
「車椅子シーティング」とするよりも、「車椅子調整」とするタグづけの方が言葉として適切かと思い、記載しています。
【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : イラストレーター】
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ティルト&リクライニング式車椅子って?
リクライニング、は、背もたれが倒れる意味。これはイメージがしやすいと思います。車椅子の背もたれが倒れる機能です。
ティルト(tilt)は、傾くの意味。
座面と背もたれの角度を保ったまま、車椅子全体の傾きを変えられるという機能を指しています。
この2つの機能がついている車椅子をティルト&リクライニング式車椅子と言ったりします。
頭の上まで背シートがある車椅子といえばイメージ出来るかと思いますが、障害が重くなった人が使います。
それだけ、多様に調整が出来る多機能なものですが、調整するのがなかなか難儀〜やなあと、ばあこの調整を見ていて思います。
ティルト式車椅子は、読み方で、チルト式車椅子ということもあります。