イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

ストローで吸ってもらうか、スプーンから飲んでもらうか?

9月 25 2011 | ばあちゃん日記

歩きながらでも飲めるのねん
食べ物の飲み込みなんて、誰でもあたりまえの様に出来るものだと思っていた。否、飲み込みが出来るのは、高度な技、体調が悪くなるととたんに出来なくなったりする、実はあやう〜いものなのである。

誤嚥(まちがって、気管のほうに飲み込んでしまう事)は誰でもやってしまう可能性があるのだ。自分の唾液を誤嚥することだってあるのだし。ゲホゲホげほ、と、咳き込む事が出来るうちはまだ元気なのであるが。

近頃の群青のかぞえ101歳祖母への関心事は、じょくそうなりかけ事件と、食事時のお茶のとろみの具合である。(もひとつ加えるとすると、食事姿勢か)

1週間の食事回数は、3回×7日=21回。そのうち家族が介護に行けるのが3回程度、たったの七分の一である。その7分の一を食事介助するのだが、ストローで飲んでもらうときのお茶のとろみ具合に差がある気がして、ケアマネさんに統一して欲しいと伝えたのが約一ヶ月前。わかったことは、とろみ調整剤(粉状)をはかるさじの大きさが、人によって異なっていた事。で、統一しよう、見直してみようということになったが、そのとろみも吸える吸えないが体調によって変わる。 だんだん吸えなくなってきた祖母だのに、どこを基準にいたしやしょう?

ストローから吸う場合。
ストロー付きマグに少しとろみをつけたお茶を入れホイサと渡してほったらかし!というわけにはいかない。というのは介護真っ際中の方や介護職についている方もご承知の通り、誤嚥(まちがって、気管のほうに飲み込んでしまう事)しないかどうか伺いながら飲んでもらう。見守りつきだ。

スプーンから食べてもらう場合。
スプーンで食べてもらうのも同様。とろみをつけたお茶を、さじですくい、口元に持って行き、口の中にいれ、飲み込んでもらう。これも見守りながらである。

どちらかに統一出来れば良いが、体調によっても祖母の飲み込み具合は異なる。”そんなん本人に聞いたら早いやん〜、”そうね、そうね。そうやんね。聞いて答えてもらえるならそんなに苦労はしないかもしれんのですがだんだん反応が鈍くなっているのがほんまです。お風呂上がりで疲れ果てているときはいくら尋ねても返事がない。

とろみ基準はどちら(吸い込める位ゆるめ or さじですくえる位のヨーグルト程度のとろみ)にしてもらうのかスタッフに聞いてもらって確認してもらい統一することとなった。七分の一回、追加ならば追加で、家族がやればよし。あとは施設でスタッフさんがやりやすいようにやってもらうだけでありまする。   と、やっと考えが整理出来たこのごろの母と娘でありました。

(2年半後の2014年4月現在追記)
作っていただくとろみは安定しています。とろみ調整剤も進化しています。ダマ玉になることは、遥かに少なくなりました。とろみの足りない食事(例みそ汁など)に、あとから加える場合はダマ玉になりやすいですが〜。

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【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):介護イラストレーター】
ウェブマガジン介護ライブラリにて「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中>こちら
在宅で9年半、親戚同士で介護の後、103歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中12年目。(2014年4月現在)


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