イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

骨盤立てて座るって、どういうこっちゃ?

9月 20 2011 | 人の身体と動作

骨盤立てて座るって?

骨盤立てて座るって、どういう状態をさすんでしょう?

祖母の車椅子の座り姿勢が気になり出し、普段の座る姿勢をまじめに考え出すと、座り方を表現する言葉に色々と出会います。「ちゃんと座れていない」とか、「ずっこけて座ってしまっている」、とか、「すべり座り」、とか、「だらしない座り方」、等々。そして、それと対比して、いい姿勢として「骨盤を立ててちゃんと座る」と言う表現がありますが、それってどんな状態を指すんでしょうか?

この間、車椅子の講座に出た時、指導員の方にさらっと教わったのですが、とても印象的だったもので記しますね。

座った時に、おしりの両側下に手を入れてみて下さい。この時、手のひらに骨がさわりますよね、ぐりぐりと。これが座骨なのだそう。そして、このぐりぐりが両手のひらにささって痛いなあと思う位骨を感じたら、、、それが骨盤が立っている状態なのだそうです。(手乗り文鳥、ならぬ、手乗り座骨ね。)

次にそのおしりを前にぐりっと滑らすと、手のひらには何も骨を感じなくなりますが、今度は真ん中に手を当てると、尾てい骨(仙骨)が面となって触れると思います。

これがいわゆる、「仙骨座り」「ずっこけずわり」「滑り座り」「ずれ座り」「骨盤後傾座り」 という状態なんだそうですな。(良く呼ばれる名称を全部書いてみました。)仙骨(尾てい骨しっぽの先っぽを後ろから手を回して指先でさわるとペタリと手のひらにおさまる箇所)にかなり圧がかかっています。骨盤が倒れている、というのはこの状態なのだそうです。座骨の下に手をいれるともちろん骨は感じるのですが、先ほどの刺さった感じではなく、もう少し分散したような感じですね。

わたしらはまだおしりに肉(脂肪)がありますので、そんなに痛くはありませんが、ホネホネの骨格君は骨しかありませんので、さぞや痛い事でありましょう。やせ細った介護の必要なジジババは、自分で動かせなかったりするから、ほんまに痛いのだろうと思います。あるいは痛みももう感じなくなっている状態かもしれません。(つづく)

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【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

(↓2014 .10追記)
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


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