イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護ベッド幅どちらを選ぶ?100センチ?91センチ?

9月 17 2011 | 介護福祉用具

介護ベッドはよく検討して選んで下さいまし
探している介護ベッドはだいたい絞られた。あとは幅をどうするか、である。 身長150センチの友人母上、脚や腰が悪くなっても 自力で起き上がれるようにしたいとのことで先々の事も考え、昇降機能+背あげ機能つきの介護ベッドの購入を検討中。

本日タイトルは厳密に言うと、”ベッドマットレス幅はどちらを選ぶ?”でありますが、介護ベッドの幅はいろいろとありまして、この幅は、本人同様、介護をなさる方のラクチンさ加減もかなり変わる事から様々な方向から検討するのが必要だと思います。

昨日は、2社の介護ベッドを見させて頂きました。マットレスが100センチ幅のものは、ひろびろ〜としております。 上半身が伸び伸びと動けて 手すりにも手を伸ばしやすい。上半身の起き上がりには持って来いです。 誰にも侵入されない聖域が保たれる、貴重な空間であります。

一方、 下半身の起き上がり具合はどうだろう。

91センチ幅のマットレス、それにあったベッドの場合は起き上がり時にお尻を移動することなく、くるっと方向を変えるだけで 膝下の脚(専門用語では下肢と表現)がベッド脇に垂れ降りる。ベッドサイドへの座り姿勢になるのに無理はない。

一方、100センチ幅マットレスの場合、お尻を少し立ち上がる方向に移動させないと、膝下の足がベッド脇から下りない。

元気な時は自分でお尻を動かせるだろうが、本当に痛くてしょうがない時は無理だろう。スライディングパッドなりがきっと必要となり、自力で立ち上がる姿勢に持っていくには簡単ではないだろう。

知人理学療法士さんに尋ねたところ、150センチの方だったら、91センチ幅でもいいかな、との返事でしたが、100センチを使っている方の例では、真っ直ぐ真ん中に寝るのではなく、足元を降りる側のベッドに少し振って、少しななめにねている方が多いとのこと。ふむ。幅が広い場合はその時々で、寝る位置は変えられると思うのであまり固く考え過ぎなくてもいいのかな。

91センチ幅の場合は非課税。100センチ幅になると、課税対象。価格が大幅に変わってきます。ここも悩みどころではあります。

83センチ幅というのもあり、祖母が自宅で使っていたのがこのタイプです。すぐに脚も下ろせますし、介護する側も奥に手をあまり伸ばさなくても介助出来るので楽なのでありますが、横になる身長157センチのばあちゃんには少し(かなり)狭かった様に覚えています。寝返りを打つと、顔の前にベッド柵があるという感じでした。(その他、既に110センチ幅もあるそうですが)特別養護老人ホームで使っているのは、おそらく91センチマットレスです。
gunjoaen

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):介護イラストレーター】
ウェブマガジン介護ライブラリにて「自宅で介護お助けヒント集」連載中>こちら
在宅で9年半、親戚同士で介護の後、103歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中12年目。(2014年4月現在)


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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