イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護ベッドで姿勢が保てず、横に崩れるわけは?

9月 14 2011 | 人の身体と動作

介護ベッド脇に体がずり落ちる理由

介護ベッドで、ギャッジアップ機能(背上げ機能)を使うと、どうしても姿勢が崩れた様になってしまいます。そして、脇に崩れたりするのですが、これはいったいなんでなんでしょう?もちろん、引力重力が働くからこそ生じる問題なんですが。先日、知人の理学療法士さんに教えてもらうまでは、まったく理解していませんでした。よく考えたら分かるのですが、図をご覧下さいませ・・・。さて番号順に解説を・・・

介護や看護でベッドの角度の一般常識はあるにせよ・・・

(1)脚を伸ばした姿勢では、ちょびっとしか脚を上げられないジジババですのに、、、
(2)いきなりその曲がる角度以上に、ギャッジアップベッドの背当てをぐいぐいっと上げられたら、苦しくてたまったものではありません。そんなに曲げられないんですもん〜。
(3)体が硬直して、ベッドに棒のようにささるか、、、(ありえませんが〜)あるいは、
(4)当然、気持ちが悪いから逃げたくなりますよね。で、ごそごそと逃げる訳です。そして、両脇に、体がずれていく訳なんです・・・。

これで、ベッドの手すりに頸を挟み込んでしまって、窒息して亡くなってしまう事故が増えているのだとか。もちろん、これだけの理由ではありませんが・・・・。

教科書通りではない、それぞれの身体の状態

体が両脇にずり落ちてしまって困っている方は、おそらく、ギャッジアップベッドの背あげの上げ過ぎではないでしょうか? 在宅で介護されている方は、1度、訪問看護師さんや、訪問リハビリの理学療法士さん等に相談をしてみて下さい。施設でも本人は気持ち悪いからごそごそむずむず体を動かして、、目を離した間にズリッとずり落ちてしまう、、、あるいは、デイサービスでも、疲れた人を横にさせている場合に起こってしまう可能性もあるのでは、、、。皆さんで確認をしてみて下さい〜。

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):イラストレーター】

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理学療法士 大渕哲也さんのHP老人介護についての個人的HPより、
食事の援助について~食事の“相”と姿勢を中心に70から77の項目に、ベッドでの食事姿勢に関しての記述。
ギャッジアップベッドについて
↑残念ですが、HPは閉じられました。

【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : イラストレーター】

《↓追記2014年5月》
プロフィール:在宅で9年半 親戚同士で介護の後、103歳の特養ホーム入所中祖母”ばあこ”をトキドキ通い介護中12年目。カイゴのつれづれを、介護者家族の視点から、えっちらおっちらウェブにて1998年より発信して17年目♪
介護ライブラリにて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら2013年9月神戸で個展♪ご案内こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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