イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

いずれは来る終末期。でも緊急時はどないしよう?

9月 03 2011 | 介護全般

一人で背負い込まぬよう

こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛です。

群青がときどき施設通いで介護をしている祖母にもいずれは来るであろう終末期。昨年の年末からこの年始にかけてもその危険はあったが、無事乗り越えられた。が、近々またくるであろうその場面、予想をするとすればおそらくこんな具合だろうか。

特別養護老人ホーム入所中祖母、要介護度5、100歳。体力もめっきり弱くなり、だんだん飲み込めなくなってきた。調子がいいときは口から食べられるが調子が悪い時は飲み込みも出来ない。この先どうしよう、、、。よくホームにも行き世話をしている自分たちは、祖母に無理がない様自然に処置をしないでいのちをまっとうする方を選びたい。と思っている。

そして、その先は色々と枝分かれするものである。
例えば、親族が皆意見が異なっているようだという場合だ。延命処置をするのが当然だろうという者もいる。いったいどうしたらいいのだろう?

延命処置の一つの方法には、「胃ろう」というのがある。胃に開けた穴を通し栄養液を管から流し込む方法だ。祖母入所中の特別養護老人ホームは、途中からの体調変化による「胃ろう」は継続入所可能で対応してもらえる。だが、胃から栄養が逆流して、肺に流れ込み誤嚥性肺炎を起こすこともある。何でも万全ではなくリスクがあるので調べておくに越した事はない。知らなかったでは済まされないから〜。(同様に、皆さんが良くご存知の方法では鼻腔栄養もありますよね。鼻から栄養を流し込む方法ですが、これも、誤嚥性肺炎を起こすリスクがあります。)

高齢の身内、いざという時は延命処置なしで自然に逝かせてあげたい、、、と思う親族と、否やはり延命処置をしてあげたい、という親族がいるのは当然かもしれない。どちらの気持ちも理解出来る。でも誰か一人の意見で強引に押し進め、事の責任が一人にかかって来、そのわだかまりがいつまでも親族皆の胸に残ってしまう、、、ということは出来るだけ避けたい様に思う。まずはご本人の元気な時の意見を尊重した上で、どれを選ぶのかは、プラス面もマイナス面も含めていろんな例をあげ、皆でじっくり考えた上で選ぶのが、、いい様に思えるがどうだろう? 事例を、あげてみて、その上で話し合いをし、この場合はこうしよう、こんな場合はこうしよう、と決めて行く、、、そんな方法・・・。 

例えば経験談も伺ったり。感情的になった時でも、常に手元に自分の冷静な気持ちは文面でおいておき、皆で照らし合わせ、話し合い決める等。

介護する側も年齢を重ねます。「自分の事だけでも大変なのに、、、」。終末期をどうするかはとても重い選択だと感じます。話し合える人がいる場合は、一人だけに大きな負担がかからない様、あとあとまでしこりを残さぬ様に皆で話し合って頂きたい、、、、うーん、理想論かもしれませんが、そんな風に思い、願う次第です。

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【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題を発信中。祖母への”いっちょかみ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


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