イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

原稿投稿/誤嚥性肺炎になってその後

2月 15 2010 | 高齢者介護施設

所属する[在宅介護者の家族の会]の会報誌に投稿。

特別養護老人ホームに入所中の祖母、要介護度5。微熱や、高熱になることが多々あり、常々疑問に思っていたが、口を開けてねむるからかしらん、などと勝手に解釈していた。ある日の9月、38度1分の熱が出て、病院に運び込まれた。CTで見ると、肺に食べ物が一杯つまっていたらしい・・・。誤嚥性肺炎(ごえんせい肺炎)。聞きはしていたが、知識はあっても、高熱の原因がまさか肺に詰まった食べ物だとは思わなかった。高齢の人にはよくある症状らしいのだが。

そして、肺に入り込んだ食べ物を取り出す方法はないらしく、このままだという。 (肺の中の食べ物は、どうなるのだろう、、、??腐ってしまうのかしら??)あとで、看護師さんのお話を伺うと、刻み食は、気管に入りやすいのだとのこと。 家族は噛むことが体にいいから、と思って出来るだけ形があるように施設にはお願いしていたのですが、それが良いわけではないのですね。「知ってるなら、なぜもっと早く教えてもらえなかったのか?」と言うのが正直な感想です。 今祖母は口から練り食を毎食食べ、元気にしていますが。

その他は、熱で寝込む事が多かったため、足の筋肉は弱くなり、立位を取る事ができなくなりました。おしりには筋肉がなくなり、骨盤だけが浮き出ている様な感じです。トイレ介助も一人では難しくなり、今はリフトのある部屋へ移動し、ポータブルへのトイレ介助を2人がかりでお願いしています。半年前は、体をまっすぐにして眠る事が出来ましたが、今は「くの字」に曲がってしまっています。

以前は施設に面会に行っての食事介助もあまり苦にはなりませんでしたが、やはり自分の体調の悪いときは、あまり前向きには出来ず、介護は、する側が元気であってこそ楽しく出来るものなんだな〜と今更ながら思う次第です。加えて、体を動くように保つのは、続けて、少しづつ日常の動作をして、やっと、ですが、動かなくなるのは直ぐですね。  祖母を在宅でサービスを活用して親戚も含めて看ていた時は、自分が20代〜30代の時。 今後自分の親が倒れた時、夫の両親に何かあったとき、ほんまに体力持つかしらん、と結構シリアスに考えたりもするのですが、、、、とまあ、あまり考えてもあきませんので、いやはや、健康が一番大事を肝に銘じ、明るく参りたいと思います。


【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):介護イラストレーター】
ウェブマガジン介護ライブラリにて「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中>こちら
在宅で9年半、親戚同士で介護の後、103歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中12年目。(2014年4月現在)


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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