イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

なんで上手く飲み込めないん?18(食事介護知らぬは罪。口の中の健側まひ側)

8月 22 2011 | ばあちゃん日記

食事介助

思い込みは怖い。基本の基本なのだがまったく理解せずに食事介護をしていた18年。今さら何をとおっしゃって下さいますな。

右片麻痺の祖母に対して、麻痺側、健側(元気な側)、どちらも気にせず口の中に食事を運んでおりました。嚥下が、飲み込みが、咀嚼が、舌の運びがなんちゃらと、介護の発見をここに記しておりましたが、いやはやお恥ずかしい〜。

そうか。あっかんべーが出来にくいのも、そうか! 麻痺があるからなのですよね。

舌は口の中で自然にまんべんなく動いているように思うのだけれど、実は違う。ばあちゃんが脳梗塞で倒れた当初から、片麻痺の状態は目に見えるし移動介助するから体感もしていたのに、舌の存在をまったく忘れていました。

群青の100歳ばあちゃん。右の麻痺側に体が傾くため、最近は御飯を食べさせる時こぼれんように、傾いた下側のほっぺたのポケットに向かって食事を運んでいた様に思います。それはまさに麻痺側ではないですか!いやはや、さすがにこんな人はいないかとは思いますが、片麻痺の方への食事介助、皆さん気を付けて下さいね。ぐんじょう、まだやり直しがききます。ばあちゃんが生きていてよかった〜。

日常は自力で食事をしておりましたのでよかったのですが、合間に食べさせたり、水分をスプーンで飲ませたり、あるいは入院時等、麻痺側に無意識に食事を入れていました。シランと言う事は罪であります。皆さん、まさかそんな事はされていませんよね?


【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:イラストレーター


※今日はじめて見られる方は、次にあげる、なんで上手く飲み込めないん?シリーズの、その1 から何度か読み返してみて下さい。飲み込みへの理解が深まります〜。あくまでも、当ブログ管理人の群青亜鉛が祖母の食事介助をしていて、気づいた事から発展させて書いております。

☆以下、「群青*介護Blog」内セレクト記事☆

なんで上手く飲み込めないん?シリーズ

その1(飲み込む時どうしてる?)
その2(飲み込むときゃ、誰でもうなずき加減)
その3(飲み込む前に難関があった)
その4(普段の食事どきはどんな姿勢?)
その5(急な舌の坂は運ぶのが大変なの)
その6(口の中を坂道でなく、平地にしてみる)
その7(のどが伸び切ってるのとちゃいますか?)
その8(思い切って背もたれを倒してみる)
その9(車椅子ごと角度を変えてみる)
その10(入院時ベッドでの食事介助)
その11(スタアのミネラルウォータ吸うお姿)
その12(ストロー吸いは高度な技)
その13(支援物資、介護食用とろみ材なるもの)
その14(食べる時の姿勢を正し過ぎると食べにくくなった)
その15(自力でスプーンが使えるなら意地でも使え)
その16(いい食事姿勢と、体の動く範囲との兼ね合いは微妙)
その17(えっ?口の中にも麻痺側と健側があるの?)
その18(食事介護知らぬは罪。口の中の健側まひ側)
その19(食事の飲み込み時、下を向く)
その20(いい食事姿勢?じいちゃんばあちゃんになりきる)
☆以上、「群青*介護Blog」内セレクト記事☆


あと、☆群青*介護Blog☆の既存コンテンツののみ込み・嚥下をご覧下さい。


参考ホームページ:
理学療法士 大渕哲也さんの「老人介護についての個人的HP」 内、食事の援助について〜食事の ”相”と姿勢を中心に
ページ数は膨大です。上記の項目を読まれると、かなり理解度が高まります。

※ 残念ですが、上記大渕さんのHPはプロバイダーのサービス提供終了のため、2016年に閉じられました。


管理人 群青亜鉛 プロフィール:在宅で9年半 親戚同士で介護の後、102歳の特養ホーム入所中祖母”ばあこ”をトキドキ通い介護中11年目。カイゴのつれづれを、介護者家族の視点から、えっちらおっちらウェブにて1998年より発信して16年目《2013年現在》

介護ライブラリにて:「自宅で介護お助けヒント集」連載こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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