イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

家族のほんまの要望は

8月 17 2011 | ばあちゃん日記

家族会議
「ほんまは職員さんに、毎日自力で食べられる様に、食事介助(食事介護)をお願いしたいんやけどやっぱり時間がかかるしなあ。職員さんの大変さをいつも見てるから、そこまではお願い出来ないね。今まで通り、家族が行った時だけ、自分で食べさせる様にしよか。」

山道をバスで片道30分。祖母100才、特別養護老人ホーム入所中。面会に行く途中のバス中での家族会議であります。

家族が介助に行ける回数は、母上週2回。群青1回。食事はソフト食といってすべておかゆ状の練り状になったものである。1週間の食事回数は、3回×7日=21回。そのうちの3回だけは家族が介助出来る。1日/7日である。

この春、車いす姿勢に関して、ああでもない、こうでもないと身内でも、スタッフも巻き込んで(?)シーティングをあれこれやったのですが、その上で、改めて、身内でこれだけはちゃんとやろう、これだけは職員さんにやってもらおう、という内容を確認した次第です。ざっくりと書き出しますとその経過は以下のようなものでした。

  1. 家族が思っている本音のありとあらゆる要望を書き出す。
  2. 入所していて、現在、家族が感じる不満点、腑に落ちない内容を書き出す。
  3. 自分たち家族で出来る事をあげる。(訪問回数、時間、介護内容項目、その他)
  4. 施設のスタッフの人数や、その他、現状を見ながら、施設にお願いすることの最低限を確認する。
  5. 施設ケアマネさんや、担当者をふくめたケア会議で、コミュニケーションをはかり、こちらの要望を伝える。
  6. 話せそうだなと感じたら、(だめでもともと、要望を伝えてみようと思えたら)本当はここまでしてほしいのだが、、と切り出し、こちらの正直な思いも伝え、施設側でやってもらえる事と、こちらの要望の接点を探す。

  7. 家族は出来れば2人でケア会議に望む方がいいと感じます。どっちかが、きついことを言ってしまった場合などでも、お互いでフォローが出来るからです。気がおさまらんなあというほど、どうしようもなく不満がたまっている場合は、どんどん書き出す様にしてみてください。それを整理していくと、きっと解決の糸口が見えて来るはずです。  どうぞ、介護中の皆様の参考にして頂けると幸いです。

    【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : イラストレーター】

    《↓追記です2013年9月》
    プロフィール:在宅で9年半 親戚同士で介護の後、102歳の特養ホーム入所中祖母”ばあこ”をトキドキ通い介護中11年目。カイゴのつれづれを、介護者家族の視点から、えっちらおっちらウェブにて1998年より発信して16年目♪

    2013年9月神戸で個展♪ご案内こちら
    介護ライブラリにて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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