イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護の体験談は必ず誰かの為になる

4月 29 2011 | 介護者会・家族会

介護者家族会

地元の介護家族会に入会して早10年を過ぎ、2ヶ月に1回 会員に向け会報が届きます。過去10年分も手元に保存しており、時々パラパラと読み返すのですが、常に新しい発見があるのです。中でも他の会員の体験談が特に役に立つことに気がつきました。(会報の内容:交流会での会員近況報告・来られない方のお便り・法律の改正・注目の新聞記事・当家族会の外部での活動報告等)

なぜかなと考えてみたんですが・・・わかりました。自然の摂理で体は徐々に衰えていくので、似た体の状態の方への介護のお話は時を経てもいつでも参考になるのです。会報の発行時期は関係ありません。

入会当初群青ばあちゃんの状態はそんなに悪くなく、寝たきりになってしまった方の介護や御世話のお話は実感としてあまり理解出来ておらず、ぼやーんと聞いてた感じですな記憶では。(よく思い出してみるとその頃は、ばあちゃんは入院したり、疥癬にかかったり、ショートステイで暴言吐かれたり、ハプニングの連続バタバタで、人の話を聞いてられなかったのだと思う。)でも、100歳ばあちゃんの体がどんどん衰えてきたこの1,2年、似た介護状態の介護家族の方が何に困られ、どんな処置し、介護の工夫等はどのようなものだったのかは昔の記事でも本当に参考になるのです。

実は同様の事は共同著書や、イラストで参加した書籍にも言える事でありまして。
祖母の状態が要介護度4ぐらいの時の仕事は、リクライニング式車椅子・車椅子調整・移動用リフト等を描けはしても理解しているとは程遠く、お恥ずかしながら実感がまだありませんでした。(「介護器具・手作り改造レシピ集(発行: IMS出版)」・「介護機器の選び方ガイド(発行: 医学芸術社)」)

時間を経て現在、祖母は特養で移動用リフトを使用中。足は佝縮、膝が突き上がってのリクライニング&振り子式車椅子を使用しその調整にあれこれ援助員さんも工夫の毎日。どちらの本も今だに参考書としてとても重宝。介護体験談と同様、介護関係の本も時を経て役に立つことを実感しています。

介護は先が見えないから不安だ〜と良く言われ、社会と隔絶した不安感もふくらみますが、この先がなんとなーくイメージ出来ると少しはいい様に思うんです。そのため、地元の介護家族会を覗いてみる事をお奨めします。一歩先を歩いている方がたくさんいらっしゃり、地元の介護サービスを利用してるお話も沢山聞けますし、先をイメージ出来る良さがあります。

介護中は、目の前の事だけしか見えなくなってしまいがちですから、別の視点もあることに気付ける機会はそう多くない。多くの介護中の方や介護経験者のいる環境のよさ、、、それは活かす他ないやん〜と思うわけです。(また続きは次回)

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):介護イラストレーター】
ウェブマガジン介護ライブラリにて「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら
103歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中。在宅で親戚同士での介護は9年半。(2014年6月現在)


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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