イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護家族のあり得ない想像力?

8月 25 2009 | 日々日常

先日、国立国際美術館に、やなぎみわ展を観に行った時の事。awateru2
(ルーブル美術館よりも、やなぎみわ。現代美術界で活躍する彼女は私の羨望の的である。) 

阪神福島駅より、てけてけと歩き、美術館まであと少しのだだっ広い空き地の横を歩いていた時、母親よりの電話が鳴った。
 

母は祖母の見舞いに3日か2日に一度は老人ホームへ介助に行っている。(感謝。)
食事介助、トイレ介助。その他身の回りの世話等、施設スタッフではまわらない部分を常にさりげなくフォローする母には頭があがらない。 その母からの電話は、やはり祖母に関するものだった。

”ばあこのタンスの中の着替えが減る!  なんで? 洗濯した洋服を、他の入所者さんに貸しているのではないか?”

聞くと、今ホームの洗濯機が壊れていて、今までの様にマメな洗濯でなくなった為、替えの服 がどんどん少なくなるのだそうだ。
 

しかし、しばし待て。
 

それは当たり前ダ。ばあ子が着替えるのは、いつも通りだし、替えの服が洗濯されないから、
タンスの服は減る。当然ではないか。
 

だが、違った。どんどん母の頭の中で、イメージはぶっ飛んで行く。


”祖母の服を、施設のスタッフが他の人にも回しているのではないか”。

(??)そんなことはありえない。
たとえそうしていたなら、ばあこの服を入れたタンスは既に空っぽであろう。

「ありえない〜!!」

こうでこうで、こうなって、こうなるから、こうなのだ。と伝え納得したようだが、
スタッフさんが、他の入所者さんに、ばあこの服を貸す?なんでそこまで話が跳ぶの?!(群青絶叫)

しばらく祖母話を聞けていなかったときには、
まとめてものすごい飛躍した話を聞かされる事は毎度である。

母よりの電話は屋外で対応するに限る。野外だと、いくら大きな声を出しても大丈夫なんであるし。

こんなとき、携帯電話のありがたさを思うのであります。

ゼイゼイ (〜@〜)



介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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