イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

自分の考えが伝えられるということ

4月 27 2011 | 介護全般

本日は、介護家族会の集まりでした。雨のせいもあり参加人数はそんなに多くなく、介護OBと介護中の方との比率は2:1ぐらいでしたが、実際に介護中の方々の生の声が伺えとても有意義なものとなりました。家族会に入会してから既に10年が過ぎ、他2.3団体にも関わりがありますが、大事なのは自分の立場をわかった上で自分の思う事や考えを人に伝えられる事やなあと今日改めて感じた次第。そんなもんあたりまえぢゃないか、と突っ込みはあるでしょうが、それがなかなか簡単ではないもので、誰に気兼ねする事なく伝えることの大切さ・・・まずはこれに尽きるなと近頃思うのであります。

介護関係の仕事についている方もいる、在宅介護をしている方もいる、終えた方もいる、施設入所中の方もいる。介護にはまったく関わっていない人もいるかもしれない。あるいはご本人も。そんな中で、誰かにおもねたりへつらったりすることなく思いを伝えるのは自分自身をとても大事にしているということでもあり、それは他の人をも大事にする事に繋がって行く様に思うのです。

さて、在宅介護をしている時は在宅介護している時でいろいろと思い悩むわけですが、施設に入所出来たら出来たで別の悩みが出てくると感じます。祖母が特養に入所出来て9年目ですが、その悩みは施設側スタッフの方とのコミュニケーションだと思うのです。施設に預けた時は、在宅時の様に常に見れるわけではないから本人の状態が把握しづらい。でも面会や食事介助等の少ない時間で本人の状態、要望等を鑑みて本人にも聞いたりしてみた上で、気付いた事や、疑問等、あるいは問題提起等、施設に伝える事が必ず必要になってくると思います。

そのとき、介護職についてる方は、その立場でのまっとうな意見がある。でも、家族もそれにひるまずに受け止めた上で、こちらの考えや思う事気付いている事等を伝えるのはとても大事だと思うのです。(別にけんかをするわけではないし、否定をしたいわけでもなく、その先のいい方向に行きたいが為のメッセージですから)その施設の介護のレベルをあげる為にも。

あまりにも施設の事情を考えすぎると正直に家族が感じている事は全く伝えられなくなるし、「いつもよく看て下さってありがとうございます、感謝感謝」だけで終わってしまうのがよくある例。でもこれだけでは嘘やと思いますし、それを施設は真に受けてもいけませぬ。(だって、在宅介護で大変やった時の事を思えば施設入所出来やはり幸せ。安堵の思いでまずは口から感謝の言葉しか出ません。)本当に大事なのは次のステップ。気付いた事を言葉を用いて伝わる様に伝える事ではないかと。

施設の場合、何か事が起き、問題点が浮き出て来た場合、その原因を探る訳ですが、その根本的な原因がどこにあるのかが利用者の家族には分かりにくい様に感じます。

介護士さん(援助員さん?)個人の資質によるものなのか。
システム(様々な仕組み)によるものなのか。
施設自体の体質なのか。
あるいは、大きなバックボーン、その組織自体の体質なのか。

何が上手くいっていないから、”そうなったのか”、の原因はしっかりと突き止め改善して欲しいと思うのですが、それは利用者家族にはとてもわかりにくいと感じるのです。でも、そこはひも解いて、深く探って行って頂きたい。結局はスタッフ個人よ、その人次第、人間性よ、力量よとは言っても、(それは介護家族からもよく聞きますが)うーんそれだけではないと思いますし、それで終わらせるのもいかんと思いますし。個人が生き生きとその力を発揮出来る様にするには、環境が整っていないとだめですし・・・。

そんなこんなのよしなし事を今日は思い書き連ねた次第です。続きはまた明日・・・。

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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