イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

自分の持っているものを活かす道を探る。

7月 18 2019 | 日々日常
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素早く行きたいものですわ_しゅたたたた

再読するなら声出してみようかな

昨日の続きです。重複する部分もあります。

大阪堂島にある、「本おや」(本は人生のおやつです!!) さんには、昨年末から何度か寄せてもらって間がなく、6月末の”作家さんと語る会”にも参加することになりました。 「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」は発売してすぐの3月に読んだのですが、2ヶ月経つと内容すっかり健忘。又普通に黙読するよりせっかくなので、全編声を出して読んでみたのです。それが面白かった!

声出して全部読んでみたからって、どうなるもんでもない

「渦」の自然な大阪弁にも驚きだったのですが、訥々と書き出される言葉の印象が、響きが面白かったのです。(音読すると、13時間弱)。無謀な一ファンは、会の終了後、録音CDと録音したボイスレコーダーを作家氏にお渡しし、担当編集者さんにも熱く語るだけ語り。”このお話は声に出して読んでも楽しい!”と。その反応はというと、当然といえば当然で、もうひとつな訳です。視聴覚が不自由な方への朗読みたいなものもある様子、そちらの方もあたってみてはとの言葉に、それもそうだなと思ったのです。

活かす道を探る。その1

次の日、地元の福祉センターの視覚障害者図書館というのに初めて行ってみた。もしかするとココなんじゃないかな、と言う行き当たりバッタリでありました。(視覚障害者図書館: 活字による読書が困難な人を対象に、点字図書及び録音図書の製作・貸出サービス、対面朗読サービスがある。また、点訳及び音訳ボランティアの育成・支援として講座・研修会の開催もしている。)と説明にはある。

訊ね、受付の殿方がおっしゃることは、“音読”が出来る人を育てることはしている、即戦力がある人を必要としていることと、すぐにその講習はない。一つの作品だけに特化したCDなどを全国に渡って貸し出したりするシステムではないということ。取り組んでいる“音読”は、書いてあることを的確に伝えることが基本なので、一般の朗読と言われる気持ちを込めて語るというのとは異なる。加えて、あなたがどの程度のレベルなのかが分かりかねるので、、、図書館で尋ねられてみてはどうですか。とのことでありました。ありゃ全く及びでない。あ、承知いたしましたと退散です。

活かす道を探る。その2

その足で、近所の図書館にも行き訊ねてみた。図書館(?)が提供する、対面朗読、というのは、視聴覚が不自由な方を目の前に、ご本人が希望するものを読んで差し上げるというボランティアなので、ただ読むだけではなく、障がいを持った方とのコミュニケーションの技術も必要になり、やはり講習を受けてもらってからでないと難しいということだった。

一つの作品に特化して語るというのは需要がない。加えて、アクセスのいい場所の図書館では固定の方がいらっしゃるが、離れた図書館では、交通手段が限られるので対面朗読の需要がないなど。

活かす道を探る。その3

子どもさんへの読み聞かせをする方は沢山おられるとのことで飽和状態な印象が。いろいろ集まりもありそうだ。しかしそちらに熱くなれるかというと、そういうわけではない。わたしゃ、この「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」が面白かったから、今、語りたい、というだけだからだ。

一般人が、この小説がおもろかったこの面白さを伝えたい!! と、熱い思いだけで動くには、世間の壁は大変厚そうである。

熱い思いは人に強要するものでもない。

どこかで 皆でこの小説の好きな箇所を選んで朗読会をやるというのはどうかとも提案(自分の周りで言うだけは言う)もすれど、朗読は一般人には敷居が高い、ましてや多くの人前で語りたい人がどれだけいようか。

朗読熱を、正しく伸ばせばいいんだよ。朗読会とか同じことを人に求めなくていいんだよ。勝手に一人で極めたらいいのよ〜とのお言葉に、あらまあそうかいねえ。と思い。

熱い想いを昇華させる方法を探す旅に出たのである。それが三週間前だ。

そうか、では2時間×7日間で、「渦」一冊朗読完了だ。誰か聴きたい人いないかな。あたしゃ喜んで語るよ。とか。(誰が聴きたい@@)

朝から晩まで「渦」を読む。これはどうだ。とか。

朗読ならば聴きに来る人は、初めての人ではないだろう。それは何度も読んだことのある愛読者である自分が誰かの朗読会に行くことを考えてみろ。読んだことのある本の朗読会に行くじゃろう?そんなロングな時間、誰が行くかいな とオット言うことでもあった。(そりゃそうだ)

読書というのは、自分の好きな時間にするからいいのであって、わざわざ体を運んで、人から言葉を聞くのはどうなんだとか冷静に考えてみると、思う。

本は人生のおやつです!!の店主さんにも、「渦」の朗読はいい!とメールで熱く語っていると、グンジョーさんが店内で朗読される、たまたま居合わせたお客さんがそれを聞く、とかなら出来ますよ〜。と、愛あるご連絡を頂き、実現にあいなったというわけでした。 朗読会が決まるまでの経緯は10日間ぐらいのこと。

大島氏、直木賞受賞でしたね。やったーの声が裏返りました。嬉しい嬉しい。おめでとうございます。会見、一つ一つの質問に、誠実に答える姿勢が嘘がなく、いいなあと感じました。このお人柄に惹かれる人は増えるでしょうねえ。

はてさて、次、朗読の機会があった時はどこを読むかを「渦」の中から探そうと思います。どうぞ、どんなんやろうと思った方は「渦」を手にとってみてください。あ、文字は小さいですよ、、、。目がしょぼつくので老眼鏡、おそらく必須アイテムです。私、夜の音読時には、かけましたかけました。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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