イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

いいエプロンなんて、ない。

7月 07 2019 | 介護福祉用具

空飛ぶクリームパン

そうか、私がいいよーとこのブログに記していたエプロンのお知恵は、動けない人に対してのものだったのね。と実感したのが、先日の認知症介護者の会での定例会でのこと。

当日参加人数がとても多かった。30名を超えた。10年ぐらい前の、会員数が多かった時を彷彿とさせるような賑わいで、嬉しかった。
4つぐらいにテーブルを小さい島に分け、行った。それぞれのテーブルでは話が弾み、皆満足げに帰られたように感じた。こちらは一会員としての係りなので伸び伸びできる。

女性も同様、男性もお若い方が増えている。子育て真っ最中の方も、来られ、私は嬉しかった。

いいエプロンて、どんなもん?

どうしても食べ散らかしてしまうお連れ合いに対して、いいエプロンを教えてさしあげて、と世話人さんに振られる。テーブルを移動して、お話をさせていただいた。いくつかのやりとりをしながら、市販の思い浮かぶもの(何処にでも売っていそうなもの)を何点か。そして思い当たる地元のお店をいくつか無理やり挙げてみたものの、わたしゃ虚しさでいっぱいになった。

動き回ってしまう人への、いいエプロンなんてない。のである。(と、今の私の知ってる範囲からすると、、、。)そして万人に合うエプロンも、ない。

エプロンなんて、ほんまに気休めにしかならないのだなあと痛感した。特別養護老人ホームなどでも使われる、撥水加工のあるポリエステル素材、織り生地首で留める式の大きいエプロンは、暑い時には多少ムレもあるだろうし、気持ち悪さで払ってしまったり、外してしまったり。胸元に違和感が出るのは仕方がない。大きく動いてしまう人には無理だなああ、と思う。

服を全部着替えさせる、というのは、今までも多くの方々から聞くことであった。が直接、これがあれがとお話しする機会がなかった。

エプロンて、誰が使う?

うーむ、洗濯しやすい服を着てもらうようにして、毎回変える 汚れるのは仕方がないですねぇ、、、、、、何かいいものがあれば、いい方法があればいいのですがねえ、、、ともお話をしたり。

エプロンをして、日常で誰しもが食事をするか?と考えると、エプロンは赤ちゃんだったり、幼児だったり。キッチンに立って料理をする時にエプロンはするが、大の大人はエプロンをして食事はしない。人からつけられると、嫌がるのが普通だなあとも思える。

そりゃポケットが付いてたりするものもあるし、ばあちゃんをみていた時は、胸元に塩ビのシートをクリップで挟んだだけで十分事足りた。洗いもしやすいし重宝した。しかしそれは、祖母が手でエプロンを払わなかったからだ。胸元からむしりとることもしなかったからである。

シャツの胸元に防水スプレーをする? そんな毎回やってられないだろう。

いいエプロン?そんなものは、ないわいのぅ。

嫌がるのはわかった上でせいぜい胸元にタオルを置く、首元におく、、、ぐらいか。 その方の様子や、症状による。

残念ながら〜万人に合うものは、ないわいのぅ〜〜〜〜〜と思いまする。お店はお知らせしたものの、気休めにしかならないことがわかるため、なんだかがっくりしてしまった先日でした。

以下、群青亜鉛の記した、エプロンに関する過去の書き込みです。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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