イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

避難するのも罪悪感。どこから情報得たらいいのよ、の困惑とか

10月 01 2018 | 地域福祉
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台風24号で被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、なんでもない穏やかな日常をおくることが出来ますよう、心より祈るばかりです。

9月に発生した台風21号では、怖い思いをしました。本日はそのときの心模様を少し。加えて、その台風情報が得られるかと思って出席した地域の自治会での「?」はてな な思いも。イラストなく、つれづれと3800文字!長いので、それでも読もうと思われた方のみお付き合いくださいませ。

介護中の方というよりも、介護が終わっての方必見?の、避難に関する内容です。周囲への気付きや 近隣とのつながりや 手助けに関しての内容も多く含んでいます。


振り返ってみました。

避難するのも罪悪感が

台風21号の進路のまっただ中にあり、台風が通り過ぎるのをただただ待つだけの時、住んでいる地域に、「避難勧告」が出た。暴風と共に雨も強くなり、停電になった。自宅アトリエパソコン前で仕事をしていたが、昼だが雨戸を閉め切っていたこともあり真っ暗だ。オットは仕事でおらず、一人である。心配した姉が車を走らせてくれ、それに乗り安全な場所へ避難をした。

その途中、豪雨の中、町内のおねえさまに出会い、「群青さ〜ん避難場所に行くの〜?」と問われ、「いえ家族のところに行きます〜!」「気をつけてねー」とやり取りしたものの、まずは自分の身を守ることが先決の自分自身に罪の意識を感じ、避難することがいけないことをするかのように感じた。

これは初めて感じる思いだった。避難途中では、唖然とたたずみどうしようとオロオロする人を多数目撃し、”大変な様子をぼーっと眺めとらんと、あんたらとっとと逃げなはれ〜!” とは わたしが感じたことである。その人々の様子は、東日本大震災時のテレビの映像と重なった。

結局は何事も、、、なかったから良かった様なものなのだが、もし何かがあっていたら、、、思いを引きずっていたかもと思うとちょと心しんどい。


日常を戻すのに誰も一生懸命

台風がおさまってから、安全を確認しながら自宅に戻る。停電で真っ暗闇でもあり、台風で自分の住む町内がどんな様子だったかはさっぱり分からん。次の日の朝、近所を歩き回ってはみたが 壊れたもの等わかりやすい情報しか目に入ってこなかった。あとはネットでの情報集め。思ったほど、当事の画像は公開されてはいなかった。約二日間、広範囲に渡った停電で作業は何も出来ずだったので、電気が復旧すると、仕事の遅れを取り戻すのに必死のパッチな日々を送るのでありました。


情報得たい!自治会に出席するも

それから約2週間の時間が経ち。月1回の町の自治会に出席した。出席しなくてもいい立場ではあったのだが、その台風21号時の、全体像あるいは地域でどうだったのかが知りたくて出ねばと思ったのだ。

期待して出席した町内会、会長さんの開口1番が、

「もう、台風の話はみなさんようさん話されていると思いますので、その話は今日はなしで行きます。」

”っ??? 何〜それ〜???”

”え?わたしはそれが知りたくて参加したのだけど、それ、なし????どゆこと?”

してない、してない、この町内での台風の話、わたしらちっともしてないし出来てないし。自分の住んでる界隈での災害の話を、住民全員が情報共有してると思ったら大きな間違いですよ〜?! 

みんなで立ち話程度でも話をしてるだろうから?もう話し飽きただろうから???って何?

そう思ってしまうのは、情報がご自身の周辺に自然に集まり、状況を把握していたからであって、大きな勘違いとんでもない!へんてこりんな表現が許されるならば、ある意味ご注意、特権階級?的意識なのかもしれませんのよーーーーーっっ。

自分の住んでるエリアは結構台風被害が大きかったと思うので、界隈ではどんなことがあったのか、ちょっと俯瞰の視点での話が聞きたかったのです。今後世帯それぞれがどう対策したらいいとか、町内会では何か一つ 台風関連情報があってもいいんやないのと思ったのですが、、、、、ありませんでしたのですなあ。


ご近所の方々は、常日頃顔を合わせているのか?

否。生活の時間帯がバラバラということもありますし、台風の後は、ご近所もご自宅の片づけやいつものペースを戻すのに一生懸命。そんなにお会いすることもなく、台風時の話をする機会がありませんでした。そのせいなのかもしれませんが、その月の町内自治会は、わたしが知っている中でも、一番参加人数の少ない会合でした。大勢の方が参加されるかと思ったのですが、その少なさに驚きました。

住宅街には大きな被害が及ばなかったからかしらん?誰も、怪我、あるいは大事に至ることがなかったからでしょうか?

自分は夫婦だけの世帯ということもあるからか、住むところの情報は、必死?で得ないと得られないことを痛感〜っ。

かかわるコミュニティの数、や質で、情報の量は全く違うことを考えさせられました。


自分のコミュニティーを振りかえってみよう

結局、台風に関して直接話が出来たのは。(ご近所ですよ)

台風当日に話せたのは、ご近所の叔父様一人。(〜台風過ぎ去り、真っ暗闇のなかでの会話。〜)

二人目は、次の日の朝、後片づけとご自宅周りの掃除をしておられたご近所のおじ様。

三人目は同日、町内会の集金に来られた班長さん女子。

たったの3人だけでした。
+ 自治会当日、お隣に座った女性。

合計4人。それでもよかったと思うべきか。あとはもう時間が過ぎ過ぎてなかなか。
朝、ゴミ出しで出会っても、皆慌ただしく立ち話とはいかない。

おそらく子どもさんを持つご両親のコミュニティでは密に情報交換があるだろう、
仕事場でのコミュニティもあるだろう、
3世帯同居などされている方は、間接的にその情報を得ることが出来、
なんら困ることはないかも知れない。
あるいは趣味のコミュニティー然り。
いろいろなコミュニティーから皆さんは情報を得ていると思われる。

それを見聞きしているから、住民みんな大丈夫だろうと思ってしまいがちではないか。でもそれは大きい範囲の情報で、ご近所情報ではないかも知れない。こぼれ落ちるのは、高齢者ではない一人暮らし世帯。 高齢者ではない夫婦の世帯?

高齢者世帯や 介護中の世帯、あるいは子育て世代には どうにか目が行くかも知れませんが、
コミュニティーをたくさんもっていない人はどこから情報を得たらいいのでしょう。

危ういなあと思います。本当に自分が今出来ることを少しづつやっていかないとと思います。


どうにか得られた災害情報

今回、中学校区ぐらいの大きな集まりで問題になったことは、(何の集まりかおぼえておらずですが)
実際に避難して来られた方がここでは受け入れられませんと拒否されたり、あっちに行ってくださいと言われたり、
もう移動出来ないぐらい暴風雨がひどくしょうがないのでここで待機してくださいとなったことなど。

???津波のときの避難場所と、台風のときの避難場所等、災害の種類によって避難場所が違うらしく、現場で混乱があったのだそうだ。

その情報が得られただけでも、町内会に出た甲斐があった、よしとするべきか。

はて。この情報とっても大事だと思うのだが、今のところ回覧板なども特に回ってこずで、シェア(共有)は、ない様子。一部の人だけが知ってる内容になるのかな? それもなんだか「?」でありまする。また話し合ったことは、住民に返してくれて、回ってくると信じたい。

結局町内会での災害に関する情報は、その最後の一つのみ。 極めて、極めて少なかった。


まず出来ること。つい抜け落ちがちな事。

次々災害が起こるので、息着く暇なしの近頃だ。皆、まずは自分自身の周囲を守ることで大変である。

高齢者の方々の避難、病人のいる方々の避難、子どもさんのいる方々の避難が大事だわーというのは、共通認識の様子でありますが、その前に、情報がそれぞれの人にちゃんと届いているのかという点をイメージしてみることが大事な気がしている。


自治会で発言するのは勇気がいるの

これを読んでくださっている皆様は、ぐんじょーさんがここに書いてある様ないろいろな事は、自治会の会議の上で発言したらよかったんちゃうのん? と思った方々ヨウサンいはると思います。 

されどその時は唖然、な驚きで心満タンそれどころではなく。振り返ってみても他の出席者からは誰も何も発言はなく。と言うことはどなたも困っておられなかったと言うことではなかろうか。その場での発言などまったく出てくる様子もなく、もう自分は自分で情報を集めようと思いましたんです。

そんなもんなの?どんなもんでしょう?はい、残念ながら、余裕がないと出来ません。余裕がないので、そうなりました。まずは自分自身や 自分の家族などを守ることで手いっぱいで、それをまずはせんと、人助けなど出来るはずもありません〜っ。もちろん町内ご近所の繋がりを、もっと作っていかんとな〜の思いもありながら、ですよ。

(今回の台風24号では「避難準備・高齢者等避難開始」が発令された段階で避難をしました。前回での経験で、「避難勧告」が出てからでは、周囲の様子は凄まじく、避難するのも大変だった為。)

うちんとこはいい感じやん?と思ったら

“私のところでは、そんなふうではなかったわ。団結していたもの”、等これを読む方の中ではいらっしゃるだろう。 
それはそれでおうらやましい。台風がきても安心と思えたそのお知恵、ご近所の取り組みがどんなふうなのか、周囲のご友人に是非とうとうとお話してください。これではいかんと思う方が増えるよう。重い腰を上げる方が増えんことにゃ、なんにも変わりませんのどす。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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