イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

お着物駄道〜っ!(Okimono, Dadou〜っ!)

3月 24 2018 | 日々日常
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春、でございます。極寒より、いきなりあったかい日となり、体がついて行きません。

お着物楽しいわ、な、お着物駄道〜な日々は、ワタクシの場合アラウンド50で突然目覚めたものです。 着物は殆ど着たことがなく、母も義母も手持ちの着物はようさん処分した後でございました。

享年イチマルヨン歳(104)ばあこを見送って既に3年。ばあちゃんロスより燃え尽き症候群に陥った様な自分をどうにか奮い立たせ、元気にしたのが、お着物でありました。

着たいなあと思ったきっかけは、認知症介護者の会の前会長が、節目節目できっちりと着物を着て定例会に出席されていたからです。

亡くなってから、祖母や母、実家より引き継いで旦那じいちゃん、母上さまよりの着物を受け継いで既に2年。山盛りの着物はどうしたらいいかまったくわからず、ネット動画で折り方を勉強したりいたしましたが苦しくなる日々。

着付けはどうした?と問われれば、普段着着付けですから、大手チェーン店のワンコイン着付け5回受講のみで、あとはネットと本を見ながらの学習です。

歴史も着物の格も柄も何にもわかりませんから、こなれる為には着るのみです。昨年は夏もとにかく毎日着ることを100日ぐらい続けましたんです。どうにかサマにはなるもので。ユニクロ浴衣を3枚と、夏の麻(小千谷)とポリエステル物、合計5枚ほどを取っ替え引っ替え着ておりました。

 

昨年の5月より、普通に着物を着るよりも、徹底的に着崩した方が、団塊の世代やその上、アラウンド還暦さんからは評判がいい。しかし、母親世代はもひとつの様子。

介護者家族会の新春会が終わって、そのまま梅田に食事に行ったのだが、駅のホームでも団塊世代おねーさまからは、褒められる。

着たいんだけどね、着物はあるんだけど、今から着るのに、草履とか、また足袋とか襦袢とか、いろいろ揃えたりするのが面倒なのよね。という声は大多数である。 後ろに手が回らないから、帯は締められないし、

もう、いいやん。靴でも。

もういいやん、死蔵して肥やしのまま終わるより、それをいかに、世の中にお披露目して、ご本人と共にハッピーになるか、周りをハッピーにしてしまうかを考えた方が楽しい気がする。

はっきり言うて、痛みや障がいを抱えてしまった足に、草履は危なすぎて無理だもの。 膝を痛めた人に、下駄も無理。足が運べない。

 

この間、いつものように、着物と草履でチャリンコに乗ろうとしたら、

乗る前のアスファルトでつまづいて、両膝をついてこけた。

ベンチコートのような、長っぽそい、消防隊員のようなコートを着ていたから、膝は怪我せず大丈夫だったが。

元気な足でもゾウリ、危なし。では、足元おぼつかない人はどうするの?

ご高齢の足に、、、何を履いたららいいのだろう?まあ極端に言うと、地下足袋ならば可能性はありだ。足になるからね。

靴でもいいやん。それを許容する文化もいると思う。

外には出なくても、何かのイベントの時に、トライしてしまう。

ちゃんと着る場や、そういう時は、ちゃんと着るでいいと思う。

でも、それにいちいち、眉をひそめてちゃ、衰退する一方だわ。

着物を洋服にリフォームしたいかというと、そうではないアラフィフなワタクシ。 ちゃんと着たという覚えがないので、まだまだちゃんと正統派にも着たいのだ。なので、着物を洋服化することにはまだ行き着かない。だって全然フツーに着てないからね。

手放してしまう前に、ご本人が着られる様に考えたらいいと思うのよね。

今、それをあれこれ考え始めて、楽しくてウキウキしてしまうのである。

今は、介護者家族会の節目節目にはお着物駄道が楽しめるようになってきました。 最初に、「今から着てどないするん?」と鋭いツッコミを入れながらおっしゃっていた団塊世代ちょっと上お姉様は、見慣れてきた様子でございます。あららん。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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