イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

猫背の原因は、一番長く居る場所で探せ?

3月 27 2018 | 人の身体と動作

シンクの高さは
文字数1800文字ぐらいあります〜。

あなたが日常、一番長く居る場所は

外でお仕事をなさっている方も、家でお仕事をなさっている方も、日常一番長くいる場所というと、皆さんどこを思い浮かべられます?

布団や寝室はもちろん一日のうち長くいる場所ではありますが、今回はちょっと横に置きますね。ここでお尋ねしたいのは、みなさんが一日によく使う作業空間のことであります。

私の場合は、仕事でも、このブログ更新でも、パソコンをよく使うので、その周辺のことかなあと思ったのですが、、、どうも違う様子。主婦でもありますので、わたしの場合は一日に一番よく使う作業空間というと、、、、台所、キッチンの様なんですね。食事を作るのに、立ち続けるキッチン。食べるものを作る無くてはならない場所でもあります。

ほとんど台所に立たない人はまた異なるのだと思いますが、”僕は頭の中で、どこにいるのが一番多いかな〜?”とイメージしながら、つらつらと読んでみていただけたら。


台所に立つ、あるいは自炊されている方は、そのキッチンの作業スペース、環境がとっても大事な様子。そして、それが猫背の原因のひとつにもなっているというのです。

はてなでございます。


不調の原因、勝手な思い込みかも

長年の手の使いすぎにより当ブログ管理者ぐんじょーあえんは腱鞘炎の様な感じになってしまい、昨年の秋頃から治療院に通うようになった。絵を描くのに不自由はない。でもパソコンのキーボードが打ちにくい。マウスを操作するのが疲れます。

通い始めて何ヶ月か経つのですが、体はあんまり変わりません。

「なんでこんなに体が安定しないのかな?」と治療院の先生、首をかしげられます。殆ど絵を描かない日、パソコンを触らない日も、手首が指がやっぱり痛かったりしますから、わたしも実はわからんのです。先生のそのおっしゃる意味もようわかりません。安定しないってどういうこと?

「作業環境を見直した方がいいのかも、、、。」

絵描きのワタクシ、その絵を描く作業スペースのことかしらん?パソコンを使う椅子と机の関係かしら?と思ったのですが

先生より返って来た返答は、

ーパソコン打つのがどうのこうのではなくて、
ー台所の作業環境を見直した方がいいのかもしれないですね。

ーぐんじょーさんの体の具合を見ているとですね、なんだか背中が丸まって、縮こまって右側でばかり作業をしている様子が浮かぶんですけれど、、、、。こんな感じ。(やってみせる)どうですか?

(そのいで立ち、ノミみたい。)

そういえばちょっとは思い当たる節は、、、。あたってる様な気はしますが、、、はあ、突然言われるとハテナになります。いまひとつピンとは来ずです。ですがなんとなく、思い当たるので見直してみますと返答し、治療院を後にしました。


キッチン周りを測ってみる

帰宅後、キッチン環境を見直してミントな、と、台所に立ち周囲を見渡してみました。わかりやすいところでまずメジャーを持ってシンクの高さです。80センチ。立ってシンクのヘリが、大腿骨の根っこにある大転子の位置です。その高さはいかに?

一番腰が張ってる位置にシンクのヘリ。どうでしょう?低いですね。低いんです。わかっておりながらもずっと使って20うん年経ちます。体がそれ様に変化してしまっているのかもしれないですが、もうそんなものと思っておりました。

シンクに立っていて、左右の動作のバランスはどうでしょ?身体を右にねじる、左にねじる、均等かしらん。シンクを挟んで 左にすぐは冷蔵庫がそびえ立つ。右にすぐは作業台。その右向こうにコンロがある。コンロの前には通路を挟んで棚がある。料理を作って皿に盛る一連の作業姿勢が背中がまるまって、右側ばかり使う様子で、偏っているということを改めて自覚しました。

シンクの中の高さも結構食器を置いたり取ったりで大事ですが、約59センチ。立ったままでは指先が底に届かない深さです。身長162センチのぐんじょうには、このシンクではもう低すぎるのですね、これは約30年前の規格のもの。しんどいとは思っていましたが、これを使い続けていることが猫背の原因の一つでもあったとは!初発見であります。


近頃のキッチンの一般的な高さは

現在のシステムキッチンは85センチが平均らしい。10年前は体力があったから自分にとってこの低いシンクでも悠長なことを言えた。だが、そろそろあきまへん。ネットをちらっと見てみると、合わないシンクの高さで腰痛になっている方が多い様子、、、、低すぎるキッチンの高さは体を悪くする一因にもなっているのね。


高さの合わんキッチンの改善は?

意識し出してちょっとづつ。とは言っても、どう出来る?キッチンの改善に取り組んで約1ヶ月がすぎた。
原因がわかったおかげで、気持ちが大分楽になったのは確かだ。以前は痛くなるとクヨクヨしていたので。

シンクを取り替えるまではいかないので、どんな方法を試したかというと、、、、

シンク下の扉をバリバリと、取り除いたりしました。
ちょっと古いタイプのシステムキッチンで、毎日スクワットしながら食器を洗います。

左方向、右方向、まんべんなく作業ができる様、右だけでなく左も使う様に空間を作ったり、右だけでなく左方向にも爪先立ちをするようなものの置き方にしたり。

気の長い話ですが、えっちらおっちら改善に取り組もうと思います。

猫背や腰痛で長いあいだ困ってらっしゃる方、原因はキッチンかもしれません。毎日の環境を見直してみてはどないでしょうか?




【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:イラストレーター

◆プロフィール◆
骨格大好きイラストレーター。高齢者介護の工夫やバリアフリーの住環境に精通した、くすっと笑えるイラストを得意としています。介護HPを立ち上げ21年目。腰痛持ちと、整理下手なため、日常の体の動きと使うモノのサイズの関係が、近頃とっても気になります。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)あらまあ、おやまあで、めでたく2冊とも、完売です。読みたい方は中古本でお願い申し上げます


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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