イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

膝関節屈曲拘縮の方のための車いすの工夫〜足置き場を作る_1

7月 27 2016 | 介護福祉用具

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Device of a wheelchair for a person of a sign of the knee joint contracture(翻訳サイトを使ってのお手軽翻訳ですから間違えてるかも)

祖母は膝関節が屈曲拘縮して、一般の車イスの脚置きには足が載らない位、膝が曲がったままになってしまいました。そのときにした工夫を上げます。既に実践例はあげているので、当方ブログの、こちらもご参照くださいませ。
タグ:車イス調整

いきなりそんなややこしそうなこと言うテも、なんやようわかりませんなあ、な方が多いと思われます。
すべり座り、(ずれ座り、仙骨座り、ずっこけ座りなどとも呼ばれる)などの原因を探して行くと、大元の車イスのサイズが大き過ぎるなどで、使う方とあっていない場合も多いのですが、本日は、サイズは合ってるけど、膝が曲がり過ぎてる人の為の工夫です。

この写真の車イスの足元は、膝の屈曲角90度でも乗せられるタイプのもの(おそらく)。よく見られる一般的なものとはちょと違います。通常の車イスだと、足置き(フットサポート)は、座面の前面からもっと前方に離れてるんですな。なので、膝が曲がったままの方が車イスに乗る場合、足が足置きに置けなかったり、無理矢理浅く座って足を置いて、ずれ座りになってしょうがないのよね〜と、そのままになっている場合があるようです。それが日常になってしまうと、背中の曲がりやら変形やらしてしまうし、仙骨とか褥瘡の危険も高くなっちゃうし、困っちゃう。

膝関節が屈曲拘縮している方に対してよくなされる車イスの工夫は、レッグサポート(すねの部分が床したに落ちない様にしたストッパーのベルト)を、車イスの座面のシートと並行に取り着け、足を乗せる場所を作るというものだそうです。でも細いし、安定しないしで、どうしたらいいんかな〜な方はおそらく全国でも多いと思われます。

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こうすると、この車イスの足置きの作りや位置がわかりやすいかしらん。
この後部に、踵が置ける様な場所を作っています。シートの下に足首が入ってるのがわかりますでしょうか。(注:この座面シートは奥行きが短いです。)

最終的には、工夫を加えてこんな感じになりました。
フットサポート(足置き)の上にわっかに乗っている布は、足置きをわっかの部分に入れます。

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おっちらゆっくり更新です。 ちらちらどうぞ。
※膝関節の屈曲拘縮(膝関節が90度以上に曲がったままでそれ以上は伸びない状態)
※この車イスは、頭の上まで背もたれがあるタイプです。ティルトリクライニング式車イスです。リクライニングとは背もたれが倒れる形式のものです。
ティルトというのは、その座った状態のまま、座面も背もたれも一緒に倒れる式のものを言います。振り子型とも言われるそうですね。

車イスに好き勝手に工夫を凝らしているというわけではなく、車イスのメーカーさんや、スタッフさん、理学療法士さんのアドバイスのもとに、群青亜鉛があーでもない、こーでもないと、施設職員さんとも情報共有しながら進めたものです。

※ご注意※こういう改造を加え、残念ながら事故に至った場合は、福祉機器の安全保証の対象外となります。ご注意下さい。加えてもしも不慮の事故や不利益な事態が生じましても、著者は責任を負いかねますのでご了承下さい。

gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持を頂いています、オホホ。骨格大好きイラストレーター。介護HPを立ち上げ19年目。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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