イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護者家族の会の運営に悩んだら

4月 26 2016 | 地域福祉

介護者の家族会に関わる様になって、早14年?(いつもこの数字が変わっているかも)最初は参加するだけだったのが、世話人さん側になった。世話人さんというても皆同等。上下の関係ではございません。会の年齢層というのはどんどん上がる一方で、若返るというわけではないんです。月一回の交流会があり、おおまかなスケジュールは決まっています。ご年配の方は外出企画がお好きですね。一方ワタシは、交流会で皆さんの近況を伺いながら現状を少しでも良くして行くには何をしたらいいかいね、とあれこれ次につなげる方が好きです。加えて勉強会なども好きですね。

昨年、(特)ひょうごセルフヘルプ支援センターの室長である中田智恵海氏を招いての講座を、有志の集まりが企画した市の助成事業で開催いたしました。そのとき、中田氏より貴重な一冊の本を頂きましたた。これは驚くほど整理されていて、自分が知りたいと思っていた事がどのページにも出ているのでビックリいたしました。

セルフヘルプグループ―自己再生の援助形態-中田-智恵海(アマゾンはこちら

セルフヘルプグループってなんじゃらほい、である。自分自身で、自分の力を取り戻す会、であろう。

自助グループ(じじょグループ、Self Help Group)とは、なんらかの障害・困難や問題、悩みを抱えた人が同様な問題を抱えている個人や家族と共に当事者同士の自発的なつながりで結びついた集団。その問題の専門家の手にグループの運営を委ねず、あくまで当事者たちが独立しているというのが特徴的である。(ウィキペディアより)

厳密にセルフヘルプというのは困っているご本人が集まる会であるそうなのだが、家族会も含まれるようだ。

中田氏が室長を務める、ひょうごセルフヘルプグループ支援センター主な支援内容は、電話・ホームページによる情報提供とある。悩みや困っていることをお聞きして、セルフヘルプグループを紹介するのだそうだ。社協や自治体の方々、あるいは保健師さん等も、困っている方がいたら、直接は家族会やグループを知らなくても、こういうセンターにつなげて支援するということも出来ますよね。

知らなかった〜っ。グループの世話人さんのバーンアウト(燃え尽き)を防ぐために、支えるプログラムなどもあるのだそうだ。リーダー同士で情報交換し合ったり、リーダーとしての悩みを分かち合ったりできる場を設けることとの支援の一つなのだと。

冒頭に紹介しました本はちょっと固い内容になりますが、ほんまに家族会の運営に悩んでいる当事者の方には、どうぞ手に取ってもらいたい。と言ってもワタシは全然読めていないのだが、ピラッとめくって、二三行読んだだけでも、セルフヘルプグループに支援側として関わる方には、おおっ、と共感を覚える内容だと思える。自分の持っているもやもやが、的確な言葉で整理してあるのである。セルフヘルプグループの社会的な位置づけなんていうのも嬉しく書いてあり学びにはもってこいの一冊です。

以下に一覧を記したアドレスを記載しました。(セルフヘルプ支援センター沖縄のHpより)大阪、兵庫(神戸)、神奈川、横浜(3カ所)、北九州、宮崎、埼玉県さいたま市大宮、栃木(宇都宮)、京都市 にある様です。興味が出た方はアクセスしてみてください。
全国の支援センター一覧

宮崎はこちらここは動画を使ったり、セルフヘルプをわかりやすく伝える工夫をされています。現在は活動休止中の様子。

ネットで情報は事足りる?


近頃ネットで情報が事足りる様に思えてしまうのですが、皆さんはいかがでしょう? ネットでの情報は限られているんですよね。なんでも載っていそうですが、決してそんなことはありません。自分がパソコンを使ってネットも使うようになったのが、1996年頃ですから、早20年が経ちました。やはり最初はネットに夢中になりました。今ほど情報が沢山はなかったけれど、相談等はネットの掲示板で行っていましたよ〜。当時は珍しい、介護職の方なども集う掲示板でした。

何年かするとネットの情報より顔が見える関係の方が楽だなあと思う様になり今に至ります。ネットの中でも鍛えられますが、実際に人とフェイストゥーフェイスで話をする方が余計な妄想を膨らませずに済んではやいです。加えて、ネットだけで不満を言うていても、この現状が変えられない。家族会ならなにか公に訴える事ができるんじゃないかなと思った事もあります。顔が見える関係でないと、得られないものがあります。

介護者家族の会の今後は〜?


基本的に平日の昼あるいは午前中に開催される介護者家族会(ここで述べる家族会は、当事者主催、社協が協力等で、事業所の主催ではありません)は、働く世代は出席し辛い。土日等にも開催の必要があるだろう。以前交流会に働く世代の女性がいらっしゃったが、会社を休んで来られたという。その世代は平日の参加は難しい。 うちんとこの家族会は土日もやっている、とおっしゃる方は、その母体が柔軟なのでしょうね。応援する母体がどこかにもよって、変わって来ますから。完全ボランティアで土日等にされているところは、有志のエネルギーが高いのだと思います。

会の運営に悩んだら、支援者同士の交流が一番かなあと思う次第。うまく行っていないなあ〜と思う時は、大概、コミュニケーションがうまくはかれていないせいですよね。もっと話をせんことにゃー。

普段は、他の会の支援者と話をしたり、情報交換はするものの、何がどうなのかがわからなくなる時があるわけでして。そんな頭を整理するのに、、、そんな本もございます(結構この本と出会えた事に感動しています)ご参考まで〜。 あまりまとまっていない内容ですが、本日はここまで〜。

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NPO法人 ひょうごセルフヘルプ支援センター
こちらはそのセンターのHPではありませんが、分り易くまとめてありますので、記載しました。リーダー研修会の開催というのが主な活動の中にある様です。

「この人と話そう」きょうとセルフヘルプ支援センター代表中田智恵海さん(2011/03/15)
www.kyoto-np.co.jp/fukushi/column/hito/110315.html

こちらは、内容は異なりますが、ネットサーフィンしていて見つけたブログです。民生委員をなさっている方で、地域の取り組みや今後に関して、とても真摯に考え実行しておられます。地元の介護者の集いのことも、書いていらっしゃいます。
ahidaka.asablo.jp/blog/cat/volunteer/
これは、この方の、地域ボランティアのカテゴリー部分です。ここが一番わかりやすいのではと思い、アドレス添付致します。

そして、こちらもネットサーフィンしていて見つけたブログ。介護者の家族会の集まりでのおおーっ、と言う展開です。
「あなたたちは甘えている」介護者の家族会で娘世代を怒り出した父親|
サイゾーウーマン

アーカイブはこちら サイゾーウーマン 介護をめぐる家族・人間模様 


gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。享年104歳ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”を親戚を交えて22年行う(在宅9年半施設入所12年)。お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持を頂いています、オホホ。骨格大好きイラストレーター。介護HPを立ち上げ19年目。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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