イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

設問:診療所のバリアフリー改修工事?(記述式 3/4)

3月 24 2016 | 地域福祉

チカラ比べはお疲れ、ね。

チカラ比べはお疲れ、ね。

はいこんばんは。最後の一踏ん張りであります。

第35回福祉住環境コーディネーター1級試験 後半 記述式 振り返り

試験が終わってから公式テキストを見返しながら書いています。記述式のパート3/4。

末尾には、町の小さな治療院が、今後避けて通れぬ対策は?も掲載しています。

受験された方はご一緒に再度内容も振り返ってみましょ〜再度学びにもなります。わたくしきっと間違ってますからね。受験された方は、あほやなあとツッコミ入れながらどうぞ。

1級の試験は広範囲で理解するのが大変です。部分部分に精通しているプロは数多くいらっしゃるのですが、一般人としましては、この広い視点のある方がいてくれてはる方が何かと心強い。1級は、プロと一般人のつなぎ手の役割を果たすのですよね、だからコーディネーターなのね。

(※追記:2016年10月21日。改訂5版の過去&模擬問題集を購入しました。その解答を見ての一考も加えましたが、直接の解答は記していません。)

第10問

10-1
【設問】診療所のバリアフリー改修に関して。「福祉のまちづくり条例」に即したものにしようと、医院長さんが、大工さんに案を出してもらった。

(1)施主さんに最初に確認すべきことは。使うキーワードは「靴」「スロープ」。
グンジョーの勝手な答案:今までは、患者さんが靴を脱いで診療所にはいっていたが、改修案は靴を履いたまま受診できるようにしました。車椅子利用者がそのまま診療所に入れるようにしましたが、その分駐車場だった外にスロープを作ることになり、駐車場の空間が減りますが構いませんでしょうか。(どうかなあ、わかんないや。)

(2)トイレは車椅子利用を考え改修案を。問題点は?
 グンジョーの勝手な答案:
フロアの高さから、500ミリもトイレの床が上がっていると、車椅子利用者がトイレに入れない。

オットのツッコミ:(試験問題を見ながら)この+500というのは、ベースの地面からの+500ということだから、あんたはまず図面の読み方がちゃう。それは2級でも理解している常識ちゃうんか。そんなんもわかってへん人が1級受けるんか〜。これは、便器の向きがおかしいのとちゃうんとちゃうか?わざわざ横むけんでも。(グンジョー:えっ、イヤ、受けた時は理解してたんや、、。)

改訂5版の過去&模擬問題集の解答を見ての一考。直接の解答ではごじゃりません
便器の向きが違うと言うてしまうとそれで終わりなんで、車椅子ではいった時に出来る不具合について考えると、自ずと答えが出てくるということがわかりました。

(3)階段とスロープ部分の計画に関して、不具合な点を、具体的な数字を入れ記述しなはれ。

グンジョーの勝手な答案:階段とスロープの計画については、車椅子利用の勾配は、1/12が基本だが、この改修案では、1/6しかなく勾配が急である。玄関前の水平面は、1500ミリ四方程度が必要なのだが、幅1200ミリ四方しかないため、このままでは難しいのではないか。階段で道路からの蹴上げが500ミリなのは 上がり下りが危険である。建築基準法でも、蹴上げは230ミリ以下とされている。玄関のたたきも、そこから500ミリ上がり、フロアにはいるのに、また500ミリも高いのは、移動が危険過ぎ、無理です。(グンジョー:ほんまかいな。)

(同じく、オットのツッコミ:スロープの勾配は確か1/12だから、これやったら、1/6でキツすぎるから、折り返しが必要になるやんな。一方、階段の方は、道路から2段上がって+500ミリ言うことは、蹴上げが250ミリ、250ミリで2段言うこと。250ミリの蹴上げは高すぎるなあ。これは無茶な設計やな。+500をちゃんと理解しなはれ〜。)

改訂5版の過去&模擬問題集の解答を見ての一考。直接の解答ではごじゃりません

 小さな治療院に入る時はそういえば2通りありますね。祖母の車椅子を押して耳鼻科に行った時は、結構大変でした。スロ〜プはあったとしても。勾配とか、確かその耳鼻科には、そのまま祖母の車椅子で入れましたが、その他の方法を取るところもありますものね。
 図面の見方を知っておくことは大事ですね。どこからどこまでが記してある数字の値を示しているのか。これを結構誤解していました。図面をよーく見ると、勾配の割合は1/6ではごじゃりません。ご注意ですな。
 最近自分が通い始めた皮膚科は一瞬戸惑う造りでした。ビルの中にあり、ドアを開けてから一段上がっているのに、土足オッケーのところ。靴箱もあるんですが、使われていません。おそらく改修の前は土足禁止で靴の脱ぎ履きが出来る場所があったのだと思います。皆さんもご自身が受診される診療所をいろいろ思い浮かべてみてください。

(4)
問:施主さん(お医者さん)に頼まれた大工さんが考えた改修案の視覚障害者誘導用ブロックの敷設方法についての問題点は?2点上げよ。

グンジョー勝手な答案:視覚障害者誘導用ブロックは、道路から歩いてきた人がその位置がわかるように道路面に接する部分から敷くのが基本だが、この改修案は4200ミリも敷地内にはいってから、設置がはじまりスロープのアプローチが逆向きに道路に向け敷かれている。
診療所の入り口すぐのブロックが入り口に面するように設置されておらす、そのままだと、直進して階段から落ちてしまう。(うーんどうかなあ)

お調べ余談:ここで取り上げられている視覚障害者誘導用ブロックは、日本で考えられたものの様。あらま。1965年に考案ですか。まだ新しいのね、そこから全世界に広まったらしい。
(視覚障害者誘導用ブロックに関しては、改定3版テキストP180〜P181ね)

改訂5版の過去&模擬問題集の解答を見ての一考。直接の解答ではごじゃりません

視覚障害者誘導用ブロックがあると車椅子は操作しにくいのだとか。
注意喚起の意味もあるので、何かの変化の前や後にはつけるといい様子。
道路など歩く人がブロックによって導かれて進むものだから、道からはいってからあっても効果がないのですよね。

(5)もし、この診療所の前面道路が「バリアフリー法」に基づく重点整備地区内の生活関連経路に指定された場合、福祉のまちづくりの視点からBさん(福祉住環境コーディネーター)にできることを一つだけ挙げ、記述せよ、とある。

ひゃ〜「福祉のまちづくり条例」というのは、兵庫県も作っていたのね〜。全国に先駆けて平成4年の10月とあるから、1992年なのね。

グンジョー勝手な答案:
道路または駐車場から主要な出入り口に至る敷地内通路は、だれもが安全かつ円滑に利用できるように整備する。(P146 より)ことが基本なので、、、、ううう、まだ書けないわ。書き込み中です。(^^;)

どなたでも、不自由なく、診療所に通えるように、道路から出入り口に入る道は段差なく、スムーズに足運びができるようにしていくといい。 付き添いで車で来る人もいるので、その場合でも移動しやすい敷地内の整備をするとより利用がしやすくなります。  (などかしら。)

あるいは、P158から、

整備の留意点として、玄関など主要な出入り口付近には、案内看板(点字含む)や、職員のいる受付窓口、または職員不在時に対応できるインターホンなどを適切に設ける。

戸の構造、取手は、できる限り上肢の障害のある人にも円滑に利用できるものとする。

とかかしら。

その地区が、どこに指定されるかで、整備が変わってくるのですね〜。

改訂5版の過去&模擬問題集の解答を見ての一考。直接の解答ではごじゃりません

どれも外れていました。

そういえば、知人薬剤師さんの薬局は、お店内にベビーベッドを設置したトイレにしませんかと言われ、設置したというようなことを言うてはりましたな。住みやすいまちづくりに貢献されている様に思います。

治療院の入り口の出入りのしやすさ、し難さは最近とても気にして見るようになりました。在宅で祖母をみていた時、車で病院に連れて行くとき困りましたもの〜。歯医者さんは、車椅子で行ってもみてもらえるところでしたから、ブーンと車で連れて行って、問題なく治療してもらえ楽でした。
治療院へのご提案としては、、、。

町の小さな治療院が今後避けて通れぬ対策は

そうそう、個人の治療院では、今後、増す増す増える認知症の方に対応できることが必須条件だと思います。介助家族の言うことは聞かなくても、治療院の受付スタッフさんが、あるいは先生が、一言かけるだけで、ちゃんと言うことを聞いてくれるということも多いのです。

認知機能障害をもったお母様を歯医者さんに連れて行った時の娘さんのお話です。

治療院入り口で、お母様がなかなか入りたがらなかったので、受け付けの方におっしゃったそうです。

家族介護者:「お願いします、ちょっと声かけお願いしたいんですが〜」

受付:「えっ?そんなことできません、無理です。」

家族介護者:「お願いします、ちょっとかけていただくだけで助かるんですが〜」(結構悲痛な叫びです。)

ちょっとかけてくれるだけで助かるのに、、、。
プロの方が話しかけてくださると、納得する場合が多いのですが、、、、だめだったそうで、一言職員さんがかけてくれたら、ちゃんと受診できるのに。との声は、ご家族からよく聞かれるのです。

まずは認知機能障害を知っていただくことももちろんですが、もう一歩進んで、何気ない声かけが出来る方が一人でも増えていただきたいですね。

そんな方には、その入り口である、認知症サポーター養成講座というものがあります。是非、みなさんで、受けてみて頂きたいと思います。

ご相談は、地元の社会福祉協議会へ〜♪

gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。享年104歳ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”を親戚を交えて22年行う。(在宅9年半施設入所12年)お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持を頂いております、オホホホホ。骨格大好きイラストレーター。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」近日中再開致します。
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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