イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

殿方ホイホイ。

3月 23 2016 | 介護全般

殿方ホイホイ。

殿方ホイホイ、な現実

ごき○りホイホイの様な意味合いではございません。ヨイショっと持ち上げる意味の、ホイホイでございます。そう。殿方ホイホイ。

介護者の会には女性が多い。日本では、介護者の三分の一が男性となった現状なのだそうだが、家族会に出てこられるのは女性が主流である。 そこに男性がいらっしゃると、やはり大手をあげてウエルカムである。なかなか参加し難いと思うのに、いらして下さりありがとうございます、である。 

しかし、その場合、女性の方が過度に男性を持ち上げ、そりゃなんでも持ち上げ過ぎッスよ、ということがおこる場合がある。いや、滅多に無いが、そんな事が、まあ以前あって驚いたワタクシ。

日常殿方ホイホイはダンナだけで勘弁?姑で勘弁?上司で勘弁自治会で勘弁(あ、失礼)、と思っている方もいらっしゃるであろう。自分が日常の介護から少し離れて一息ついて楽しみにリラックスしに来てるのに、なんでわざわざここで再びホイホイせねばならぬのだアタシ〜っ、と思う方もおられよう。

しかし、お姉様方の中には、殿方ホイホイがコミュニケーションを円滑に進める方法だから、当然手慣れた日常的なもんでしょう〜、という強者もいらっしゃり、あまり深く考えずホイホイの連打で周囲がノックアウトされてしまう場合もあるのだ。

じっ、、、と見ているとそれはとっても、ほんとに軽いホイホイだった。ほいほいっ。

その殿方ホイホイは、介護者家族会をたちまち夜のスナックのような雰囲気に豹変させ、盛り上げられ、そのまま終盤に向けて大盛り上がりである〜。(ぐんじょーの勝手な印象だいっ)

年代が下になればまるほど、ホイホイ傾向は減る気がするのだが。まだそんな風にはなりようがなく。

その殿方ホイホイを、なぜかせねばならぬシーンというのが別の機会にあった。 (介護関連の場)。心からの共感ホイホイではないからして、ああめんどくさいと心は焦る。共感ホイホイを無理強いされるようなオーラが相手から漂ってきて、それはとってもややこしく、勘弁してええええ〜っ、と心は叫びながらも、 ああ、ホイホイ。さあ、ほいほい。 もう、それでこの方がまた次元気になりはるならば、まあいっか。と思うのであった。大人になったわ、ワタシ。

一方、ひたすら とつとつと介護をする、人に何を思われ様が、私は私のすることをするのだ殿方は、とってもとっても人間が出来ていて素敵なものだから誰もがファンとなる。 しかし、まじめ殿方はとっても危なさを秘めている。まじめな余り、その緊張の糸が途切れる時に、あららなことになるんではないかと介護経験強者であるお姉様方は、誰もが 心配、気にかけているのである。

「とにかく休んで下さいね、ご自身のことを優先させる時間も作って下さいね。休息してくださいよ」と、お声掛けしたとしても、とつとつ殿方は、まるで業務を行うかの様に真面目オンリーなことが多い。 夜中は体位交換、たんの吸入など殆ど仮眠しかしていない連日なのに、おひーさんが上がるころになるとなんせ時間がきっちりきっちりである。デイサービスに行く直前にぎりぎり介護者が起きて慌てふためくなんてことには決してならない(それは私だ)。

真面目殿方介護者は、ホイホイされれば嬉しいわけでは決して無く、その謙虚な姿勢がまた女性ファンを増やすというプラスに作用する。(男前ならばさらに良し。) けれど真面目殿方は、女性陣が多いため、あまり介護者会ではリラックスできない面もある様子。

そのため殿方メンバーは、ひそかに夜、飲み会を開き集結なさる。月一位か。うーむ、女性介護者同士では、流石に夜の飲み会はない気がする。同年代の友達同士ではあるけれど 介護者繋がりではないよなあ〜。だって夜の結集は難しや。

いつも心が伴うホイホイでありますようにと、殿方ホイホイをするかもしれない今後の自分に祈るのみである、ホイホイ。殿方ホイホイ。ほどよく適度に。


gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。享年104歳ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”を親戚を交えて22年行う。(在宅9年半施設入所12年)お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持されている、オホホ。骨格大好きイラストレーター。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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