イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

「ポジショニングの講習等で、ちっとも話を聞いてもらえない関心を持ってもらえないと お悩みお嘆きのプロの方へ、、、」

3月 14 2016 | 人の身体と動作

かふんふんふん〜出来れば全員に興味を持ってもらいたいの♪〜

介護職の方からメールを頂きました。

あらまあ、と最終的にこんなんどうでしょ?な励ましメールになり、全国の迷う方々に対して、この様な内容を公開してもいいでしょうか?とお尋ねしましたところ、どうぞ〜と快諾頂きましたので、掲載させていただきますね。

メール:先月、ポジショニングの基礎講座を行いました。聞く方もいろいろで、まったく関心のない職員、学ぼうとする姿勢が伝わってくる職員、全員に興味を持ってもらうには、なかなか難しいと感じました。職員さんの基礎力向上を目標に日々がんばってはおりますが、、、。(○○より)

励まし返信:ポジショニング基礎講座 とのこと。研修お疲れさまです! 私も○○さんの講座を受講させていただきたいですね。 ポジショニングの講座は貴重ですもの。
ポジショニングの知識は、もし、自分の身内や知人、友人などになにかあった時でも、応用出来る、大変大事な知識だと感じます。(いやはや、しかし、お若い方でしたらば重篤な状態ですが〜)
心にぐっと来るもの、前のめりになるような何かないでしょうかね〜。

例えば、、、私が3〜4年に一回ぐらい受けている、救急救命法の講座(AED)。 
何回か講座に参加していますが、受けるとさらに大事さを感じるので、また受けるといった具合です。
昨年受講したのは、消防署をもう退職された方が先生でしたが、これは過去の経験談が満載でした。
医師が心臓マッサージをよく理解していなかった時代のお話があり、病院に搬送しても医師は上から胸をなでさすっていただけで幼い命が亡くなってしまったこと等、今では考えられない驚くような現場のお話がどんどん出て来てとても興味深かったのです。3分の2は先生の体験談だった様な印象が。実践研修もじっくりと。

救急車に乗り合わせているスタッフは今でこそ救急救命を良く知っている高度な知識を持って実践出来る方ばかりですが、昔はあくまでも搬送するだけの人だったので、知識をまったく持っていなかったとか。心臓マッサージの方法も変わって来ていて、(マウス ツー マウスとの兼ね合い等)時代の流れがよくわかり、多くの方の努力で今があるということを感じました。

現場で今まで感じられた○○さんのご経験などを沢山入れられると、新人くん達も、おっ?と前のめりになって関心を向けらるのかもしれません。既にお話されているかとは思いますが、もっと盛り盛り〜ではいかがでしょう? 

どうしたらいいんだろう?と本当に悩まれているときや、こんなによくなった!という時、○○さんはきっと興奮気味に、周辺の方々(職員さんや、PT先生、あるいは友人知人、医療関係や介護関係の方々、あるい話がわかる方々)にお話されていると思うのです。その時の気持ちをそのままに盛り込むのです。 新人くんたちはまだその経験がないわけですから、、、。関心がないと、心に入って来ませんものね。だって、だってだって、ポジショニングって、クッションいっぱいだけど初めて見てもさっぱり意味が分からないんですもん! 拘縮(こうしゅく)に関しては、なんでそんな姿勢になるのかがわかもんくんは理解不能!ですおそらく。  

そして、新人くんが、現場で拘縮されている利用者さんに出会った時に、ああ、これがまるまるさんが言うてはったことか!とリンクするのでは?

あるいは実際に拘縮した方の特徴的なポーズをベッド上で取ってもらい、しばらくそのままでいてもらう、、、。その固まったままで、ごろんごろん体位交換してみるとか。そのポーズをしてもらっている時に普段何気ない様にしている声かけをどんどんしてみるとか。(もしかして拘縮ポーズしてはる職員さんは、能天気な声かけに、腹が立ってくるかもしれません〜。)

やはり私は、祖母に初めてポジショニングをしてもらったとき、安楽そうにしているのがそばにいるだけでわかり、感激したのが忘れられません。
それからもう ポジショニングを おこなうことが当たり前になりましたが、スタッフさんも理解力の差が大きく、そのうちこの人なら安心ね、と任せられるっという人がわかってきて、家族もようやく対処がわかってきました。あ、これは結構テキトーだから△△さんかな?とか!(えらそうなことをいうてすみません。)

私の知人の薬剤師さんのお話で印象的だったのが、訪問介護にセラピストさんのポジショニングを取り入れてみたところ、劇的に薬の量が減った方がいらっしゃる、という点です。特養の場合、この薬の量に関しては、施設の介護職スタッフさんだけでなく、看護師さんも巻き込めますよね。既にもう行われていると思うのですが、重複ですみません。 どんな施設でも、薬の量などは、記録で残していると思うので追いかけ易いですよね。。。身体の状態や表情は曖昧な表現なりがちですが、薬でも変化が見られるのなら、効果が把握し易いですよね。

(当方過去記事参照)
baa.gunjoaen.com/blog/post21207.html

と好き勝手に書き記しましたが。現場の体験は強いと思います。時間は3時間とのことですので、その限られた時間の中で、内容を組み立てるにはなかなか難儀なことも多いと思いますが、空を見ながらえっちらおっちら〜。即、理解して欲しいと思われるでしょうが、そのあたりは太っ腹で、まずは興味を持ってもらうというところからスタートしてはいかがでしょうか〜。


gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。享年104歳ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”を親戚を交えて22年行う。(在宅9年半施設入所12年)お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持されている、オホホ。骨格大好きイラストレーター。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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