イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

ゴミ屋敷。を考える。

3月 09 2016 | 地域福祉
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ポータブルトイレット2

日常生活とポータブルトイレ

ポータブルトイレって、前屈み姿勢で後片付けするから、回数が重なると結構大変だと感じます。お尻突き出し姿勢ですると、腰の負担が減るのだそうです。

ごみ屋敷(ごみやしき)とは。
ウィキペディアによると、、、。
ごみが野積みの状態で放置された、ゴミ集積所ではない 建物(主として居住用)もしくは土地のこと。

本日の内容は

「ゴミ屋敷」と表現することについて考える。

かな。

ゴミが散らかったお家や、ゴミで周囲に迷惑をかけている様なお家のことを、ゴミ屋敷と表現することが多いように思います。 テレビなどでも紹介されていたり、、、それはとてもわかり易い表現なんだけど、、、。最初は他人事の様に見ていたけれど。。。

近頃はちょっと違う。
誰もがゴミをためこんだり、不衛生になってしまう可能性を秘めているのよねん、ということを感じるのだ。そのため、「ゴミ屋敷」として何か事例として紹介されている場合、切り口が偏り過ぎてないか?等気にするようになった。 表面的なことだけではなく、誰もがそんな可能性があるのだ、という側面を、ちゃんと解説に含めて欲しいなあ、、、意識はしてほしいなあ、と思うからである。

例えばトイレがとっても汚れているお家があったとしよう。汚さに呆然となったとしても、、、
もしかして、住んでいる人の身体が動き難いからなのかもしれない。

たとえば腰を痛めてしまったら、、、?前屈み姿勢が出来ないと、トイレ掃除って出来るだろうか?
出来ないですよね、、、。

ゴミがたまる人の場合は、、、。ごみステーションまでゴミを出しに行くのが苦痛なのかもしれない、、、。人にも頼めない、申し訳ないと思う、そんなところを見せたくないなどなどそんなの原因もあるかもしれません。いやいやもっと奥深いものがある気がします。

知人が言いました。
衛生の基準って、実は人それぞれ違うの。例えば育った環境などにも関係するし。自分の物差しだけで量るのは違う場合があるのよね。と。
「えっ、で、でも、明らかに勘弁してくれーひゃー、という場面になったらどうすんですか?」
と訊ねてはみたものの、、、。

祖母が脳梗塞で倒れたときの入院中、家に行くと部屋の隅が結構よごれていてビックリした覚えがある。

連れ合いがいるから大丈夫?一人暮らしで身体が悪くなったら、目が見え難くなったら、ゴミにまで目がいかないかもしれない。鼻がきかなくなったら? 介護などでしんどくて、そこまで手が回らない場合もあるかもしれない。。。
ううむむむ、、、。

例えば相談機関に、いち市民が相談したとする。そんな中でいち市民がつい「ゴミ屋敷」と言ってしまったら、プロの方々には、誰もがなってしまう(?)可能性があるのだという視点を常に持っていて、ちゃんと正してほしいのだ。「ご高齢になって、身体の機能が衰えたために、部屋を衛生的に保つ事が出来ないのかもしれませんね。」などなど。

そうすると、あっ、、、、自分にもそうなる可能性があるんだ、、、と感じるのだ。私は過去にそんな相談をした経験が一度ある。電話に出た社会福祉士さんはちゃんと表現し直して下さった。私は自分を反省した。

今片付けの真っ最中で、モノの量が半端ではない自宅であるからして。決して他人事ではない。

そんなこともあり、例えば福祉関係のプロの方々が最初から、ゴミが散らかっているお家をわかり易く「ゴミ屋敷」と表現してしまうとすれば、、、ちょっと軽はずみじゃないかしらんと、感じる私がいるんですよね。

「ご高齢になって、身体の機能が衰えたために、部屋を衛生的に保つ事が出来ないのかもしれない居宅。」とは、まあこれは例えで長過ぎてちょっとわかりづらいかもしれないのですが。誰しもがその可能性がある、という側面は常にメッセージに入れて頂けたらと思う次第です。

(今日も記事にはタグなしです。近頃の内容は、今までのタグでは分類出来ないものばかりで、なかなか分けられません〜。)


gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。享年104歳ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”を親戚を交えて22年行う。(在宅9年半施設入所12年)お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持されている、オホホ。骨格大好きイラストレーター。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “ゴミ屋敷。を考える。”

  1. こんばんわ。
    高齢になるとちょっとしたことができなくなってきますね。
    応援して帰ります。

    11 3月 2016 at 10:53 PM

  2. gunjoaen

    チョビさま

    こんにちは。書き込み頂きありがとうございます。
    身体が動かなくなる事の想像は、元気な時にはなかなか想像しにくいものですが、
    別な視点からの話を伺うと、ああ、そうかと納得することが多いです。
    いろんな視点を自分の中に常にもっておきたいなあと感じます。

    また何かのときは、おっちらと、いらしてくださいませ。

    14 3月 2016 at 10:23 AM

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