イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

情報を持っている人が一番その大切さを自覚していないのね

12月 14 2015 | 介護全般

non-verbal communication

傾聴のボランティア


先日、祖母ばあこがお世話になった特別養護老人ホームに、傾聴のボランティアに行って来ました。

ばあちゃん介護では私はプロぢゃん、という自負のようなものがあったのですが、その他の入居される大勢の方々に対しては、通りすがりの人でありました。挨拶をしたり困ってはる時にちょっと声かけをしたり。こちらに悪意はございませんのアピールをにっこり笑ってしておりましたけれど。

こんどは、ばあちゃんはおりません。皆さんの日常の生活の入らせて頂くとなると、、、、いやはや、どうしていいのかわかりません。一人では心もとないので、介護のお仕事をリタイアされた知人お姉様(いやいやお姐さま?姉御さま?)に懇願し、一緒に来ていただきました。

施設は、家族で関わらせてもらっているときは、しょっちゅう行っておりましたから「じぶんち」のような感覚でした。ひとたびばあちゃんが違う世界に旅立ってしまうと、なかなか行き辛いものです。時間は過ぎ、一年が過ぎようとしています。どんどん秋になり、ウィルス蔓延する時期となり、このままでは増々行き難くなってしまいます。タイミングを逸してしまい焦る気持ちが募ります。

背中押される様に知人お姉様に予定を伺い、施設と連絡を取りました。ちょうど、おもちつき大会があり、まず予行演習のようなつもりでボランティアで関わらせて頂きました。 これは参加してよかった! まだ知っている入居者さんも顔見知りの職員さんも多かったので、ああ安堵致しましたよ楽しめました。事故なく、無事みなさんお餅を召し上がられました。

その上で、数日後、傾聴ボランティアに、、、参上いたしました、、、。先日のおもちつき大会は、一大イベントで、あくまでもお助け隊な気分です。今回は、生活の場に入って行くような印象があります。課長さんに説明など伺い、そのあと、ご一緒した知人お姉様の為に、館内を案内してもらいます。

認知症の方を対象とした専門のデイサービスがある


知人お姉様は館内の見学中に、私におっしゃいました。
「えっ、群青さん、貴方こんないいデイサービス知ってるのに、介護者家族会でひとこともアナウンスしてないじゃない? 」

えっ、そうでしたっけ?

祖母の入居していた施設は、認知症専門のデイサービスもされているのでありまして。それは当たり前のように、そこにありましたから、、、、そんな、ワタクシ、あえて、、、。認知症の家族会でも、アナウンスしていませんでしたっけ? いや、みんな知ってはると思って、あえてそんなわざわざ言わなかったんですが、、、。 

「群青さん信じられないわ〜。しっかりして〜っ。みなさん行ける所を真剣に、常に探してらっしゃるのよ?」

あら、ららら。もしかして、情報を持っている人が、一番、その大切さを自覚していないのかもしれません。

介護者家族のお困りごと。小規模多機能関連

デイサービスで困っていらっしゃる事と言えば、、、。半年位前にご家族さんに伺った話だとこんなものがあります。
小規模多機能のデイサービスも、最初は認知機能障害の方対象に作られたそうなのですが、だんだんそうでない方の利用が増え、認知機能障害を持つ方を通わせていた(?)ご家族は「逆に肩身が狭いのだよ」などとおっしゃっておられるのを聞いています。気を使うあまり、毎回デイサービスに同行されたり。えっ?その間ぐらい休んで下さい〜。と介護仲間は思うのですが。

ああ、そうそう、話は飛びますが、小規模多機能のショートステイに関しては、毎月一定の金額を支払っていたらその中でいくらでも利用出来るものと勝手に思っていましたが、違うということを知りました。別途実費がかかるのだそうですね。それは事業所ごとに異なっていて、金額には大きな開きがあるそうで、たくさんショートステイをすると費用がかかってしかたないというご家族さんのお話を聞いて驚きました。直ぐに地域で開催される介護者の家族の会に出席されていたケアマネさんに実状を伺い、えええっ、とびっくりしたり致しました。 それに基準はあるのかしら?制度もどんどん変わります。事業所さんも、どんどん増えています。 自治体さんも把握してるのかしら?と気になります。

当事者の会というのは沢山ありまして

当事者の会と言えば、自分たちで自分たちの力を取り戻す会ではあるのですが、たとえば、男女共同参画センターの関連の方でも、当事者の会をサポートする、県下のセルフヘルプサポートセンターを知っていなかったりしますのね。(全国にもありますね)想像以上に、いろいろな当事者の会は数多く存在していて、これは当事者からすると、喉から手が出るほど、欲しい情報だったりするのですが、案外知られていない現状です。わたしはこの夏に、そのセルフヘルプサポートセンターを立ち上げた方のセミナーを受講したにも関わらず、経歴などを辿らず、その会がどんなものかを知らずにおりました。 先日10周年記念の講演会があり、そこで、県下のサポートグループの一覧の書籍をもらい、自分の所属する会も紹介されていて、こんなにあるのかと驚いた次第。

なんでプロが情報をこないに知らんのだ?

繋がっていないのね、とか、なんでこんなプロが、こんな情報を知らないのよ〜っ、なんて、ぶつぶつ言うてしまう事は家族介護者の方々では度々あるでしょう〜。 私もようあります。けれどもねえ、ぶーたれてばかり言うててもしょうがないんですよねえ。否定ばかりしても、ちっとも前には進みません。

皆様、知っている事は、周りの方に、どんどん話して行きましょうねえ〜。自分も、介護者の家族会の一員だったりしますが、余り声高に言うてもなあ、と、無理せぬようなアナウンスの日常です。必要な方にしっかり届くようにしたいです。

ごめんなさいねえ。書きたい事がいっぱいありすぎて、どれもお伝えしたくて、まとまってなくて、ごちゃごちゃですけれど〜少しづつ。

全国のセルフヘルプ支援センターやクリアリングハウス
セルフヘルプ支援センター沖縄のHP内にリンクをまとめて記載されていたので、そのアドレスです。)

※イラストは、パントマイミストの友人が、女性向けのノンバーバルコミュニケーションのセミナーをするときの広報チラシに、描かせてもらったものです。





gunjoaen



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター


◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。享年104歳ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”を親戚を交えて22年行う。(在宅9年半施設入所12年)お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持されている、オホホ。骨格大好き。

◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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