イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

特養ホームのお風呂に明かりの基準てあるのかしら?

11月 10 2015 | 高齢者介護施設

こんばんは。介護の工夫イラストレーターの群青亜鉛(ぐんじょうあえん)です。
ブラックライト特養お風呂2(画像をクリックして下さったら、動画で表示されまする。)

高齢者の為の介護施設がどんどん増えて建っている。職員さんの教育って間に合ってるのかなあ、、、といらん心配が心をよぎる。病院ではありませんから、介護保険でショートステイを使っている方や、デイサービスを利用していたりしない限りは、接点がなかなかありません。

私は介護者の家族会の恒例行事として、一年に一回は高齢者施設の見学にご一緒します。でも未だにどこを見たらいいのかわかりまへん。介護の設備の進化には目を見張るものがあり、どうしても新しいものに目が行きます。高さを即調節出来るダイニングテーブルなんて発見した時にゃ〜感動から動けず「ぐんじょーさん、はやくはやく」とお姉様方からせかされっぱなしでした。

施設見学しても、殆ど記憶に残らず?


キョロキョロ視線定まらず。祖母が入居していたのが従来型の特養ホームだったので、近頃のユニット型というだけで、理解の範疇を超えるのだ。母と同世代お姉様に、「イマドキ個室が普通でしょ〜勘弁してよう、ぐんじょーさん〜」と古めな感性を一蹴されるが、私は入居される方の育って来た環境によって、「個室が一番なわけではない」との思いは変わらない〜。

さて、最後に残る印象はといえば、広かったとか、きれかった。正直なところ今まで見学させて頂いたいくつかの特養ホーム、余程の特色がない限り、殆ど覚えていないのだ。

うーんそれだけでは流石にもの足りなさ過ぎて勿体ない。なので最後にちらっとお聞きする。参加者の中でも沢山施設を利用したことのあるご家族や、介護職の方や、色々な経験をされているキワモノな方に。「どうでしたか?」

見学の最中は、自分の偏った価値観でばく進するため、残念ながら聞く耳が持てない。お訊ねするのは最後だ。

ある年の見学会の時、ある方がおっしゃいました。

「お風呂が、ちょっと暗かったわね。」

えっ?お風呂が暗い?何何、何っ?それ?
気づかない、覚えていない、その照明の明るさ。私は移乗リフトにばかり目を奪われていたわ〜っ!

元気な家族が見学に行くと、気づかない盲点がいくつかあるらしい。その一つがお風呂の明かりなのだそうだ。

サービス付き高齢者向け住宅でも見落とす事があるという。入居してから、しまった、なんてこともあるそうな。へえ〜っ。ばあこの入居する特養のお風呂では、三方向から入る自然光でかなり明るかった記憶がある。

なんで明るさが大事なの?

なぜに明るさが大切なのだろう。健康状態のチェックがし易いからなのだそうだ。

私たちにはゆったり落ち着く明かりに感じられても、暗い場合があるのだそうだ。職員さんが入居者の怪我、痣、皮膚のトラブルなどを見落とす恐れがあるという。そうよね、顔色のちょっとした違いなんて暗かったらわかんないもの。

基本的には生活の場だから、明かりって、あまり厳密には決まって無いのかもしれないわね、、、とその方おっしゃいます。

あるいは何ルクス、とか照明の基準てあるのかしらん?とざっとネットで調べたところ、特に決まっていない様子。うーん、まだ探し足りないのかなきっと。病院はあるみたいなんだけど。

施設を見学される方はちょっと気にしてみてみてくださいね。お風呂の明かり〜。もっと調べてみなくっちゃ〜。イっぱん人は、広いわねーとか、設備がゴージャスねえっ、なんて、わかりやすいとこにばかり目をうばわれる。でも、最終的にはそれが介護の質に直結しているとは限らない。ここが難儀。

入ってみんとわかんなくって、そこに働く人、だと感じるのです。最終的には総合的、見た目じゃないのよ取り組みなのよ。でもね、そこは、、やっぱり、はいってみなくっちゃわかんないのよねえ〜。ほんとに困っちゃうのよねえ。

参考資料こちら。でもねえ、よけいわかんなくなるわあ。
law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11F03601000046.html

特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準
(平成十一年三月三十一日厚生省令第四十六号)
最終改正:平成二七年一月一六日厚生労働省令第四号

法令データ提供システム
電子政府の総合窓口e_Gov[イーガブ]より





gunjoaen




【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護の工夫イラスト&エッセイを得意とする。享年104歳ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”を親戚を交えて22年行う。(在宅9年半・施設入所12年)お面白く辛口も含む切り口は、家族介護者だけでなく介護職や医療関係者からも秘かに支持されている、オホホ。骨格大好き。

◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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