イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

けがや事故のときの家族への連絡方法〜保育園の方がすぐれてるんとちゃうん?

3月 18 2011 | 高齢者介護施設

一昨日、知人の女性より聞いた話です。
知人は男の子どもさん(3才)がいるのですが、働いている為、保育園に夜の7時まで預けているそうです。夜、子どもさんを引き取る時は、昼間見てくれている担当の保育士さんとは違う人が申し送りをしてくれるそうなのですが、怪我をした時の伝達ぶりが徹底しているので、いつも関心しているのだそう。そして、 “これって、特別養護老人ホームとか、介護関係の施設でもすぐ取り入れられるんじゃないの?”と群青に教えてくれた次第です。

何が優れているのかというと、まずはその申し送りの書類と内容なのだそう。
それは、お医者さんの診断書の様なもので、全身の図(前から見た図、と後ろから見た図)があり、そこにいつ、どんな状態で、どこに怪我をしたのか?そのとき保育士はどうしていたのか?いつ、その怪我を発見のか?そしてどういう対処をしたのか?けんかをしていたのだったら、誰と誰だったのか。まですべてをシートに記入し、申し送り、事細かに保護者に説明をして下さるそうです。

毎回それが徹底されていて、例えばけんかをして顔に引っ掻き傷が出来た事があっても、必ずその日に伝達をしてくれるため、保育園と保護者の間には信頼関係が築かれ、「そこまでしていただかなくてもいいですよ」、と保護者の方から言う様になるのだとか、、、。

スタッフがたくさんいるのかというとそうではなく、昼はパートの保育士さんもいるし、夜の申し送りの人は一人だけなのだが、毎回きっちりしてくれているので、安心出来るそう。

一方、ぐんじょうの祖母”ばあこ”は、介護保険が始まってからショートステイや介護老人保健施設でのロングステイ、特別養護老人ホームのショートステイ等、4〜5施設を使い、事故や怪我等何度もありましたが、その報告がこちらが関心するほど徹底されているところはなかった様に記憶しています。医療法人の介護老人保健施設でのショートステイを使った時は、額が切れ、2針ほどの出血する事故がありましたが、こちらが納得する説明は最後までなされず、『もう二度と使わんぞ』という事もありました。

それはトイレの介助時の事故で、どこかに額をぶつけたようなのですが、いつ、どこで、どんな状態で、どう発見されたのか?だれが介助をしていたのか。どのような対処がなされたのか?その時の夜勤体制はどうだったのか?そんな内容があやふやで・・・。家族は、施設を、スタッフを責めたいわけではなく、本当の所が知りたかっただけ。そして、その後、その経験がどう活かされて、施設の改善に+となったのか?が知りたかっただけなのですが。

怪我や事故の家族への連絡方法はどうしたらいいのか?とお悩みの施設、こんな書類を是非取り入れられてはいかがでしょうか?そして、そんな事故があり、きちんと説明をもらえず、不満がくすぶっているご家族の方がいらっしゃいましたら、ケアマネさん等に相談し、納得のいく説明をもらえる様にする事が、その施設のあるいは事業所の、サービスの向上につながると思うのです。あきらめず、相談してみて頂きたいと思います。

(追記:2012_01_14)
祖母が入所する施設でも、以前はそんなカルテを作っていたそうです。今はその必要がなくなったとのことでしたが、なんで必要なくなったんでしょうね。そのあたり又聞いてみたいと思います。


【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : 介護イラストレーター】
(↓201405追記)
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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