イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

頑張りすぎると、体って固まっちゃうのね。健側、患側、連合反応?

4月 28 2015 | 人の身体と動作

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先日、理学療法士の田中義行さんの勉強会に参加。福祉用具体験会の勉強会である。10時から3時までの予定が、一時間伸びて、充実した学びの時間でした。
内容は、「身体拘縮のある方の介助について」

受講者は、介護職の方(ケアマネさんやら、ヘルパーさんやら)や、理学療法士さん、介護関係のプロの方ばかりの中。少人数での勉強会なので、質問などもその時々でしてもらってオッケーという距離感。ワタシは家族介護者としての参加なので、「へー、ほー、はぁーっ」と驚きっぱなしでありました。

うるさいだろうなすみません、と思いきや、
「ぐんじょうさん、いてくれて助かるわぁ〜っ♪」と実行委員のNさん(介護福祉士/社会福祉士/経営者)が休憩時間に声をかけて下さる。なんだなんだ?

話によると、プロの方が慣れっこでスルーしてしまう様な内容も、家族介護者のぐんじょーは、いちいちひっかかったり、ようわからんで質問したり、ひゃあ〜っっ(@◇@)と、びっくりしたりするので、それが介護の仕事をしている方にとっては刺激で、新鮮で「ハッ!」とするのだそうだ。

「家族さんはそこにひっかかるのか〜。」等発見が多いらしい。「いてくれてすごくいい勉強になるの♪」だそうだ。  へえ、そんなものなのか。

(ということは、やはり専門職ばかりが連携するよりも、家族も関わる方がいいってことか。「やはり」というのは、地域では今 連携連携と連なり始めているが、やはり家族も入る方がいいのよね とおっしゃる方が多いから〜。当事者ほっといて専門家ばっかりで集まってもいいアイデアなんて出てこない、何するねんという声も聞かれる。)
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受講して、感じたのは、いろーんな考え方があるということ。

取捨選択出来る目が必要ですね。もちろん知識も。
根拠を辿って検証することの大切さ。「なんで?どーして?」自分の中に生じてくる疑問を大事にしていきたいですね。

いろーんなものを一度は取り入れて学んで、自分で取捨選択して実践して行こう〜と思いました。

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頑張りすぎると、体って固まっちゃうのね。健側、患側、連合反応?ってところが一番印象に残ったところか。

在宅で介護をしていた約20年位前脳梗塞による後遺症右片麻痺 祖母 ばあこ。
脚が弱るといかんと、コンパスの様に真っすぐにしか動かない脚を、介助者は、片足づつ足で払いながら重心移動させ歩かせる。家族は一生懸命の移動介助をしていた。

2015年の最近は。
無理矢理歩かせると健康な側が頑張過ぎて負荷がかかって、
まひ側が固くなる
ということが分ってきたらしい。
立つ練習で基礎をつくる方が
大事だったりするそうな。(素人解釈なので、細かい箇所は違うかも)

祖母の体の変化を思い返すと納得出来る部分が多い。
どんどん常識は 変わるのね。

当時は無理矢理歩かせてたよ。老健でのデイケアでも、平行棒での歩行訓練もあったな。

なーんだ。なーんだ。仕方ないけどそれがその時に出来た最善。最良。ザ、ベストなのである。
もっとああしてたらよかったとか、まだまだ出てくるぞー。「今」が一番、最新なのね♪

↓こちら、田中さんの記されてる内容です。このページ分り易いなあ。別ページには具体的にポジショニングのことなども、結構掲載されています。ご参考まで。

読んだらわかったつもりになっちゃうけど、実際に試してみないと頭でっかちになっちゃいますね。基本はいつも、簡素です。

帰ってきたあおぞらブログ
「残存機能活用」という落とし穴…片麻痺の「連合反応」って知ってますか?(2009年9月の記事です!)

そうそう、北野武氏:監督の映画「龍三と、七人の子分たち」公開2日目に観て来ました。面白かったですよ〜。新聞記事だけ読んで、深く知らぬままで行きましたが、それが よけいよかったと思います。

※看護師さんや介護士さんの言葉遣いで、これは今ありえへんやろ、と突っ込んでしまう箇所が たま〜にテレビのドラマではあります。この映画にもありました。 利用者さん、患者さんに対して、まだこんな呼びかけする職員さんていはるのかしら(病院や高齢者施設)?この映画だから、あえてそう表現したのかしら? なんだか時代の風潮とはそぐわない、そんな細かいとこにちょっと違和感を持ったりいたしました。映画としてはおもろいのですよ〜。

いやいや、よう思い返してみると、祖母入院した時、看護師さんがこの呼びかけをしてました〜。病院では今でもあります、つい突っ込んでしまいます。でも施設では、ないなあ〜。今、高齢者施設の方が、応対、ちゃんとしてる様に私は感じます。



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:イラストレーター
◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題と次の一歩を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “頑張りすぎると、体って固まっちゃうのね。健側、患側、連合反応?”

  1. poco-mama

    あおぞらブログも拝見し なるほどなるほどと患側への負担を納得させていただきました。

    親しくしている方に左側がご不自由な方がおられます。
     おあぞらブログを熟読してみます。

    貴重な情報に感謝します。

    29 4月 2015 at 3:03 PM

  2. gunjoaen

    poco-mama様 こんにちは。

    祖母が100歳を過ぎてからは、いろいろな事に驚きっぱなしです。
    今までの常識はどんどん覆されていて、、、常に新陳代謝と言うのでしょうか。
    へーほーはーと感心しながらも、冷静〜な目も大事にしたいですね。

    と、ええかっこしなくても、しんどくなってきたら、イヤでも一休み、となりまする。
    ありがとうございます。おっちらおっちら。

    30 4月 2015 at 2:12 PM

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